下の方に別の南仏オクトゴナル皿のご紹介もありますので、よろしければ最後までゆっくりご覧くださいませ。
アプトのオクトゴナル皿は、今回2枚ご用意しております。
左が#1 右が#2
この刻印が入ったアプトのお皿は初めて取り扱うのではないかと思います。
(他のアプトの刻印でもオクトゴナル皿は存在します。)
リムは可愛いパールレリーフです。
#1
フチに小さなチップや釉薬の削げが見られます。
#1
#1
これくらいのキズ跡は大したことがない、と思ってくださる方へ。
南仏の人々は、ご家族代々使われてきた食器たちは、ボロボロになっても使っています。
よほどのお屋敷の方でなければ、一般の方はお客様がきても使い古したような食器がでてくるご家庭もあります。
悪い意味ではなく、好きで使われているのだなぁと良く思います。
#1
どうしても実物をご覧いただけないので、こうして難点はなるべくクローズアップしておりますが、全体としてみるとこれくらいなら有り、な綺麗さだと思います。
#1
素地や釉薬のムラ。
この部分は1か所だけ製造時にできた窪みがあります。
#1
表面にはカトラリーのキズ。
#1
この刻印は、1850-1870年頃に使われていたアプト窯の内のひとつの窯になります。
#1
裏の角にカケ。
☆☆☆
#2
こちらのほうもフチにキズやスレなどが見られます。
#1も#2も、年代の事を考慮すれば、艶がよろしく大変良い方の状態になると思います。
古いものですので、新品みたいなわけには行きませんが。
#2
#2
フチにスレなど。
#2
フチにキズなど。
#2
表面のカトラリーのキズ。
こちらも裏には1850-1870年の刻印。
☆☆☆
そして、番外編です。
はっきりした窯が分からないのですが、南仏陶器である事には間違いないと思います。
お色はアプトやドローム県、サヴォワ地方に見られるような黄釉です。
2枚ご用意しておりますが、詳細などはグルニエイデコのオンラインショップでご覧いただければと思います♪(2019年6月UP予定)
とっても大らかな作りのオクトゴナル皿で、上記のアプトのお皿たちよりは少し小さめです。
アプトのオクトゴナル皿たちもデザート皿程の大きさですので、それより小さいものです。
こちらは#1
斑に色が見られるのはシミではなさそうです。
釉薬のお色が混ざってこのようになっているのではないかと思います。
#1
裏
#1
横から見るとこの厚み!
この厚みがとっても可愛いのです。
南仏の荒い気性の人に使われても割れない、くらいな勢いで厚みがあります。
#1
艶もよろしいです。
と、どうしても詳細を書く癖がついておりますが、オンラインショップの方でご確認くださいね♪
#2
こちらには色の斑は見られません。
でも、やはり個性的な雰囲気を持った素敵な質感です。
#2
裏側。
この裏側の表情見てください!
表と裏の色は微妙に違うんですよ。
#2
オクトゴナルらしく、でも、なにげなくパールレリーフで飾られたリム。
#2
そして分厚い。
オーナー☆イデコ(*^^*)