2020年7月1日水曜日

18世紀 フランス東部 お花のレリーフ 彩色されたカップ&ソーサー とプレート

次回の更新でご紹介するお品もの、ギャルリーイデコからは南仏陶器をご紹介してまいりましたが、最後のお品だけはフランス東部、ロレーヌ地方のお品になります。




ポントシューの影響を受けた18世紀のお花のレリーフカップ&ソーサーです。
窯は相変わらずはっきりしたことが分かっていません。
でもおそらくフランス東部、ドイツ国境にほど近い、旧ロレーヌ公国の(現ロレーヌ地方)ものになるのではないかと思います。
リュネビル、ランベルヴィレー、サンクレモンなどが考えられる窯になります。





レリーフの上には可愛い色合いで彩色が施されています。

大変珍しいお品です。

ランベルヴィレー窯のカップ&ソーサーの形違いを以前ご紹介しておりましたが、今回は可愛いお色が付いています。

前回はコーヒー用でしたが、今回はティーカップにも見えますし、ココア用のカップだったのかな、と思います。

状態も大変良く、もちろん18世紀のものとしてはですが、大切にしてくださる方へ。

決して日常使いできるお品ものではありません。
どうか大切に、してくださる方へもらわれてくれますように。
よろしくお願いいたします🙏






フクシア色、グリーン、そしてブルーや黄色も入ってカラフルで本当に可愛い彩色です。





アクセントにフクシア色でラインが付けられています。





持ち手にも柄が付けられています。






本当に良い状態なんですよ。






ラインが付けられたレリーフの盛り上がった部分や、フチにスレが少し見られます。





それでもやはり艶は良い方です。






スレの見られる部分。






持ち手もきちんと付いてダメージなどはありません。






アクセントに付けられたフクシア色、可愛いですね。






なんと、内側も艶がよく。




使われていなかったのだろうと思います。

素地には黒い斑点が混ざっています。







内側のアップです。






カップの裏。

釉薬のムラが見られます。





こういうところも含めて気に入ってくださる方へ。

18世紀の陶器には普通に見られるものですので。。。





柄の詳細です♪
葉っぱのラインが黒で引き締まっています。

プリントと違い、一つ一つのお花に心がこもった手のかかったお品です。






黄色いお花。






なんのお花がモデルになっているのでしょうか。









こちらはソーサーを上から見たところです。





小さなペイント跡。

キズ部分を修理したのか、ペンキなどの塗料が付いてしまったのか。






ソーサーの表面に、カトラリーのキズが少し。







スレなども。







ソーサーの裏です。

当時のロレーヌ地方のソーサーは、柄がこのように裏に入っているのがとっても興味深いです。





表は柄がないのに、裏がとっても凝っていて、横から見えることを想定してこうなったのでしょうかね。
面白い部分です。




ソーサーの柄の詳細。






全体丸っこくて可愛い。




素敵なカップ&ソーサーです。





書きながらも、自分で持っていればよかったかなぁと、ふと思っています。😂

だって、そうそう手に入るものではないから。

しかも状態が良いのなんて、自分で持っていたら良かったかなぁ。。。!!!?







ソーサーの柄が見えにくいので、飾り方も変わります笑



☆☆☆




そして、もう1点、おそらく同じ地方の窯のものになると思います。

サンクレモン窯かリュネビル窯になるでしょうか。
18世紀のものらしく刻印はありません。





これもアイボリー色の無地のお皿、何度かご紹介しています。

色がつくと可愛い感じになりますね♪





お花のレリーフの上に色付けされています。





艶もよろしく。






18世紀のものとしては状態が良いものです。




フチにちょっと釉薬の削げが見られます。






彩色の詳細です。

ちょっとはみ出たような場所に描かれた小さな葉っぱは、きっとキズか釉薬のムラで窪んだ部分があったのでしょう。
それをカバーする為に描かれたものではないかと思います。





フチのフクシア色の様子。






表からは見えにくいですが、釉薬の削げが数箇所見られます。





裏側。
18世紀のものらしく、脚がなくモッタリした裏です。






写真ですとレリーフが分かりにくいですが、やはり素敵なレリーフなんです。




ツヤツヤです。







素敵なプレートです。


☆☆☆


以上ご紹介したお品ものは間もなくグルニエイデコのオンラインショップで販売となります。

詳細はUP後の後のオンラインショップでお確かめください。




他に18世紀の南仏のプレートもあります♪

どれも素敵です。







美しいですね〜〜〜💕



グルニエイデコのオンラインショップ ポントシューなど


Galerie iDeco
オーナー☆イデコ



※ ご紹介しております18世紀の陶器たちは、日常使いには向きません。

2020年6月30日火曜日

18世紀 MARSEILLE マルセイユ ロベール窯 小花のプレート ヒビあり

南仏陶器で、しかも18世紀のものだと渋いお品が多いと思いがちですが、マルセイユの窯にはこんな可愛い絵付けをするアトリエがありました。



マルセイユの窯、ガスパール・ロベールの作品です。


大きめのヒビと1箇所にチップが見られます。

ですが、マルセイユ陶器は常にコレクショナーの方が高いお値段で購入していて一向に値段が下がりません。

南仏にもコレクショナーの方が多く、私のところまで回ってきません。😢





ですので、このお値段でもお安くご提供できていると言えると思います。

詳細はUP後のグルニエイデコのオンラインショップでご覧くださいませ。





マルセイユ陶器のガイド本にも同じシリーズが載っています







細かな柄は、ポーセリンからの影響でしょうか。


繊細で、一つ一つ小さなお花が描かれています。


リムの柄もまた現代になにか通じるもののある、可愛い柄になっています。






写真で見ただけではパッと見ヒビの部分が分かりません。


でも大きめの貫通したヒビが1ヶ所あります。

後ほどお見せいたします。






そして、カケが1ヶ所。

気になる方は金継ぎでお直し、もしくはプロの方に修理をお願いされてください。





多色使いの可愛い柄ですね。

全部手描きです!



それぞれに違うお花、可愛いのでご覧ください♪



























そして、



 カケのアップです。






カケ部分を横から見たところ。






そして、ヒビの部分。

私の写真の撮り方が悪いこともありますが、大変分かりにくいヒビです。






ヒビを裏から見たところ。


これでお分かりになりますでしょうか???


ちょっと釉薬が削げている部分のライン上にヒビがあるのですが。。。






 ぬらしてもちょっと分かりにくいですが、とにかく貫通したヒビが1ヶ所あります。

ヒビの部分は補強されたほうがよろしいと思います。


いずれにしても実用には向きませんが、飾る目的であれば、裏から陶器用の瞬間ジェルで補強すると良いでしょう。





アップです。
ヒビがフチから始まっています。





裏側。


南仏陶器らしくムスティエ同様、ぽってり真っ白な釉薬が乗っています。




釉薬を乾かす際にできる窯キズ。




窯キズ






窯キズと、グリーンの色が混ざったように見えていますが、これサインのようなんですよ。

サインと言うか印?

これで見分ける専門家の方もいらっしゃいます。


とっても分かりにくい点です。笑






サイドから。





全体的に艶がよく、釉薬のムラもないので、ヒビとかけさえなければ本当に美品といえたことでしょう。

ただ美品だと、フランスのアンティークショップでのお値段は5万円くらい〜10万円の間になってしまいます。


難ありだからこそ、私のところに来てくれ、そんな高額にならずご紹介ができるのです。

この機会をお見逃しなく❣







ずーーーっと、眺めていたくなる小花の絵付け。







本当に18世紀の南仏陶器かと思うほどに可愛く、美しいです。


サイドのにも仕上げのラインが描かれています。





白釉薬も素敵です。








このセンスは、なかなか!

どんな方が使っていたのでしょうか。。。

素敵なマルセイユ陶器でした♪




☆☆☆


以上のお品ものは間もなくグルニエイデコのオンラインショップでお目にかかれます。
詳細はUP後のオンラインショップでご覧くださいませ。(*^^*)



Galerie iDeco
オーナー☆イデコ