2024年8月14日水曜日

ポントシューやロレーヌ地方の18世紀のファイアンスフィーヌ特集 2024/9/8

 ギャルリーイデコからポントシューをはじめとする18世紀の珍しい白いファイアンスフィーヌの食器たちをご紹介します。

※18世紀のものは実用には向きません🙏
また高価なものばかりです。
大切にしてくださる方へ🙏



イデコ店長のコレクションも少しづつお譲りしていかないとと思って、今回もできるだけお持ちします♪



ポントシュー米粒レリーフのオーバル皿。
大型です。



リュネビルやソーなどのポントシューと同じくらいの年代のオーバル皿。
お花のレリーフです♪



おそらくルクセンブルグのセットフォーンテーヌ(言い方が違いますが、ボッホ・ルクセンブルグ窯)

ヒビあったり、蓋が微妙に浮きがちです。
少し小さめのテリーヌになります♪

ショコラティエール。
ショコラポットです。
ココア用のポットですが、レリーフの柄が違う2点をご紹介します。

左はセットフォンテーヌと聞いていますが、はっきりした事が分かっていません。
右の方はおそらくリュネビルやランベルヴィレーなどのロレーヌ地方のものになると思います。
左の方は、米粒か麦粒レリーフとお花のレリーフの両方が施されていて、大変めずらしいです♪


シュクリエ。
ランベルヴィレーかリュネビル。
やはりロレーヌ地方ではないかと思います。

オーバル形です。


ポントシュー米粒レリーフのシュクリエ

小さなレードルも。
窯不明。
何用だったのでしょうか、お玉と言うには大変小さいです♪

もう一つレードル。
ひし形の方はイギリスっぽい気がします♪


カップ&ソーサー
デミタスカップと言うには多少大きく、現代のコーヒーカップよりは少し小さい気がします。
モカなどの濃いコーヒーを飲むためのカップだったのではないでしょうか。


ポントシューのカップ&ソーサーは、
シュクリエと同じ米粒、同じ色合いで白に近いです。
オフホワイトという表現が近いでしょうか。
実物をご覧いただけると一番良いのですが🙏


ランベルヴィレーのカップ&ソーサーは、やはりロレーヌ地方のシュクリエと同じ色合い、柄も近いです。
お色はアイボリー。


ショコラティエールはこのカップ&ソーサーに柄が近く、ランベルヴィレーであろう事が想像できます。

ここには一部しかないですが、
どんなに素敵なセットだったのでしょうか!!


手で彩色が施されたカップ&ソーサーは1点。
ランベルヴィレーかリュネビルでしょうか。

おそらく下地がテラコッタで表面は白い釉薬ではないかと思います。
白い素地に透明釉薬のファイアンスフィーヌとは違いファイアンスと呼ばれるものですが、このようなタイプも作られていたという貴重なお品です。




小さなポ・ア・クレームは2点。
お花のレリーフが可愛いお品です。
18世紀終わりごろか19世紀はじめのロレーヌ地方のもの。


これまた可愛い😂
米粒に近いですが、専門家の方によれば、麦粒になるそうで、ポントシューの米粒とはちょっと違うんですね。
その専門家の方もフランスでも1人か2人くらいしかいないのではないかと思うくらいに情報が少ないです。
おそらくロレーヌ地方のファイアンスフィーヌです。

そうそう、ポ・ア・クレームは、デザート用のカップです。
カスタードクリーム、生クリーム、ムース、シャーベットなどクリーム系のデザート用のカップだった為で、私自身が以前にブログでクリームポットと言っていたようですが、英語で言うならカスタードカップになります。
(カスタードクリーム用だからカスタードだと思います)
クリームポットだと、ミルクやコーヒー用のクリーム用のクレミエを想像する方がフランスでは多いと思います。
今頃になりますが、混乱させてしまい申し訳ありませんでした🙇‍♀
(皆さんもっとご自身で調べたり売り手の方に質問してください!!ご自身の言葉を使ってくださると間違いが広がらなくて助かります🙏店長の負担が大きすぎます😅)

また、ポ・ア・クレームに戻りますがこの形でグレービーソース用に使われていたこともあるようです。


話しそれました、すみません。

19世紀ランベルヴィレーのデザート皿は、状態がよくありません。
オンラインショップのみでの販売予定です。

その他のプレートは、こちら

今回のプレートたちは、

18世紀珍しいタイプのお花のレリーフプレート

このブログを書いている時点では、詳細がまだ分かっていません。
なにか分かることがあれば、後ほど追加したいと思います。

他のものと比べてクリーム色が強いお花のレリーフプレート。
これも18世紀のファイアンスフィーヌですが、窯は不明です。
当たり前かのようになっていますが、ポントシュート聞いてはいます。

ロレーヌ地方のマニュファクチュールでしょうか。


こちらは、ボッホ・ルクセンブルグ
18世紀終わりから19世紀はじめのものになるでしょう。

ほぼ真っ白に近いです。

ポントシューかロレーヌ地方のファイアンスフィーヌプレート

2枚似たようなプレートをご用意しています。

こちら2枚目。
少しだけ大きさが違います。

このタイプは綺麗ですよね〜✨

18世紀のランベルヴィレー窯のプレート

18世紀のプレートは24cm前後のものが多く、重ねてもほぼ同じ大きさです。
いろいろと集めてみたくなります♪

それから、、、
ファイアンスフィーヌといえば、イギリスのクリームウェアがお手本になっています。
こちらはイギリスのクリームウェアになります。

パニエ風のコルベイユに美しい装飾の持ち手が付いたお品です。



どうぞお楽しみに💓



※ フライヤーを焦って作ってしまったため、お持ちしないものまで写真の中に入ってしまっています🙏
(中央のマリエの飾りと右側のテリーヌはお持ちしません🙏
マリエの飾りは秋の予定で用意していましたが、残暑であろう中これは、、、と思ったのと、テリーヌは内側のシミ取りにチャレンジしてからご紹介しようと思い、今回はやめております。)





日時:9月8日(日) 12:00-17:30
整理番号をお持ちでない場合は14:00以降にいらしてください🙏
会場:東京 SOOO dramatic




日時:9月8日(日) 21:00



皆様にお会いできるのを楽しみにしております❣


プレビュータイムや整理番号配布のお知らせは8/20頃を予定しております🌻
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