2019年5月17日金曜日

DELFT デルフト 18世紀 地が水色 ブルーカマイユ 絵付け柄 直径26㎝

今回は下の方に写っているデルフトのプレートをご紹介します♪



右上の方のお皿は前ブログでご紹介しております♪





地が優しい水色で、気に咲くお花の柄のプレートになります。

直径26㎝ フチの高さ4.3㎝です。





シノワズリの影響が見られる、でもヨーロッパの絵付けらしく軽快なタッチで絵付けがされています。






大胆な柄が素敵なお品です。






4分割した写真をご覧ください。

特記することがあれば下の方に記載しております。





リムのサークル状のライン柄が中国や日本の食器に見られそうな柄ですね。












フチに釉薬の剥がれ等。





釉薬の剥がれと共に一部に白い塗装の跡が見られる箇所があります。
修理を試みた跡ではないかと思います。







表面はツヤツヤです。






キズはほんの少し。

釉薬のムラなどが見られます。






釉薬のムラ。





釉薬のムラによる窪みが見られます。






私の焼くケーキのように鬆(す)ができています。(笑)


すみません。
私の焼くケーキなどに例えてしまって。(;^ω^)





軽快な絵付けが、シュッシュッと描かれた様子を想像させ、きっとものすごい集中力であったのだろうな、と思わせます。





そしてお花の形も丸っこくて可愛い💕





一筆一筆に、丹精のこもった素晴らしい作品です。





ささっと描いているようで、とても気を使って描かれている感じがします。







すはところどころに見られます。






このリムの柄は、アジア陶器の柄がお手本になっていたのでしょう。






深さのあるタイプです。







フチには釉薬の削げなどがら見れます。






裏側。





裏側を見ると、この鬆(す)がとても18世紀のデルフトらしい気がします。





製造時にできた窯キズ。





フチ裏の釉薬の剥がれ。





壁掛け用と思われる穴が1か所、空いています。
















日本のテーブルにも合うお品です。

食卓のテーブルの中央に置いて、フルーツを乗せたり(みかんとか合いそうです(笑))

表面がツヤツヤですので、たまに使用するくらいなら大皿料理など乗せても良さそうです。(日常使いには向きません)


お客様をお呼びした際などに♪







中国の文化がヨーロッパに渡り、またヨーロッパの貴重なお皿が日本に渡ってくれたら良いなぁと心ながらに思っています。

面白いですね。








☆☆☆


MERCI BEAUCOUP !



オーナー☆イデコ