2022年11月28日月曜日

Pont aux Choux ポントシューのテリーヌ容器

 米粒のようなレリーフが特徴的な18世紀フランスのポントシュー窯のテリーヌになります。


前回のブログでも言いましたが、このテリーヌはポントシュー窯で間違いないでしょう。
ポントシューだと言われながら販売されているお皿たちは、ほぼすべてが別の窯のもの。
でも美しく、またフランス革命を乗り越えてきた貴重なものも多くあります。


ポントシューの米粒レリーフ。
これはポントシューのもの、と詳しい業者さんと話していました。
米粒でもポントシューではない場合があるからです。
コレについてはまた、別の機会に🙏



4面見ていただきます。

実際にお手にとって見ていただきたいところです。
遠くてすみません。




蓋の上の装飾は、アーティチョークです。
美しいですね。

私もたまに食べますが、ホクホクしたお芋みたいな、でもちょっと苦味があると言ったら良いでしょうか。
表現がおばちゃんですみません。😂


アーティチョークの葉っぱにカケが2ヶ所あります。
こちら1ヶ所目。

こちらが2ヶ所目。


なんと空気穴が開いています。
18世紀ですでに考えられていたのですね。


蓋の裏。
もっと詳しい詳細はオンラインショップの方で🙏


260年以上も前のものと考えれば、かなり状態がよろしい方と言えるのではないでしょうか。

修理跡もなく。




内側シミがあります。

実際に使われていたものだということもビックリです。
私もよくわからない頃にスーピエールとしてご紹介した事がありますが、王族、貴族用の食器で、スープはないよな、とある時気が付きました。
スープ=庶民的
なんだと思いますが、テリーヌ容器だと聞いてから納得。

こんなスーピエールみたいな容器に、いったいどんなテリーヌが入っていたのでしょうか❣
フランス革命前の食事もどんなものだったか、見てみたいところです。


フチにスレと黒ずみ。



ただただこの年代のものにしたら状態が良いと思います。


美しい持ち手。

この持ち手にもバリエーションの違うものがあります。


もう片方の持ち手、向かって右側に貫通したラインが見られます。

ここですね。

ただ、左側には入っていないのでグラつきはなく安定しています。
持つ際にこの部分を避けていただけたらと思います。

今更ながら、実用には向きません。
260歳以上のテリーヌさんを尊敬して大切に扱ってくださる方へ。
コレクションとして迎えてくださる方に🙏



脚もきれいです。
チップは普通にありますが、大きなヒビも大きなカケもなく。


裏側。

裏には何かに突かれたような丸い跡があります。
貫通はしておらず、ひっくり返さなければわからないものです。


美しい、

ですね。


このテリーヌ、なかなか手にできるものではありません。

日本で大切にしてくださる方に、お譲りできたらと心より思います。




アーティチョークの装飾がついたポントシューのテリーヌでした。



☆☆☆



以上のお品ものたちはグルニエイデコのオンラインショップで販売されます。

少々お待ち下さい🙏


引き続き。。。

コロナ、露におるウクライナ侵略などの影響でお荷物の到着が遅くなってしまう場合があるかもしれません。

フランスから発送して商品が到着するまでに1ヶ月、またはそれ以上かかってしまう場合も出てくるかもしれません。

そうでなければ、お支払い完了後、早くて2週間程でお受取りいただけると思います。

多少クリスマスを想定した設定ではありますが、お急ぎの方はパスされてください🙏


また、こちらの商品はお振込をご選択されても5%引きが適応されない商品です🙏

ご了承のほどよろしくお願いいたしますm(_ _)m


それから(長くてすみません💦)、

12/8〜12/14の間は梱包&発送作業を休ませていただきます。

お振込場合、12/6日以降にお振込みいただきます場合は、発送が早くて12/15になります。

その場合、年内に小包が届かない場合もでてくると思います。

それでも構わないとおっしゃっていただける方に、お買い上げいただければと思います。m(_ _)m


よろしくお願いいたします😊


グルニエイデコのオンラインショップ

https://grenierideco.com

オーナー☆イデコ