グルニエイデコで販売するには価値が大きすぎる。。。
こんな素晴らしいもの、私が扱っていいのだろうか。。。
で、今回やっと思い切ってご紹介させていただこうと思いました。
年も明けたことですし♪
↑この、大物をご紹介するのに「♪」は失礼ですね。(笑)
(笑)とかも失礼ですね。(笑)
もう絶対まだこんな大物紹介するの、人間的に早すぎる気がする。
(年はそれなりなんですが)
ごちゃごちゃ言っていないで、ご紹介しますね。
お写真と一緒にご覧ください♪
厚めにしっかり乗った白い釉薬とお花の花びらのフォルムを思わせる輪花皿になります。
お皿、と一言で言ってしまうにはなんだかもったいない、素晴らしいものなんです。
裏が、このように複雑なレリーフになっています。
表の美しさを表現したいがために裏が犠牲になった感がありますが、逆にだからこそ普段は見えない裏側も独特な美を持った輪花皿です。
表から詳細見ていきましょう。
右上にカケが1か所あり、表からは釉薬の部分だけのカケが見えています。
カケの部分のアップです。
下地に届いていないので、同じ白い色のままで遠目に見ると目立ちにくいかな、とは思います。
17世紀といってもピンとこないと思いますが、350年ほど前、と言ったらニュアンスがお分かりになるでしょうか。
3世紀以上前のものなんて、国宝級ではないでしょうか。
ならないところがフランス。
そのおかげで私も手にできた訳です。
右下の方に釉薬がダマになっている箇所があります。
ダマのアップ。
おっと、ダマができてしまった!
と思われたかどうか分かりませんが、これも人間的な部分。
今までかなりダメージのあるものばかり見てきましたが、こちらはかなり保存状態の良い方になるのではないでしょうか。
破片だけでも貴重なんでしょうけどね。
柄の付いていないところも、嬉しいところ♪
少しのキズやスレはさすがに見られます。
でも本当に17世紀の陶器ですから、大したことのないものだと言えると思います。
こんな大物、デジカメで撮るなんて申し訳ない気持ちです。
黒い小さな斑点が見らる部分。
すみません、ボケてました~(T_T)
でも下に裏側の詳細いっぱい載せていますので、もう倉庫の奥の方へ行かれておりますので、お許しを。
2018/01/08:iPhoneで撮った写真を載せておきます。
iPhoneの方が画質良かったりして。。。(笑)
上の方で右上にあったカケ、アのカケの裏側がこちらになります。
この部分にアクシデントがあったのだと思います。
横からみたところ。
そして、カケの表は先ほど上の方の写真で見た、釉薬のレベルでとどまったカケです。
上の写真では、脚とその上に見えている部分と2か所カケています。
横からみるとこのような感じです。
釉薬がこれだけ厚いので、素地を守ってくれている感じですね。
下に見える素地のお色も暖かい土色で、ほっとするぬくもりがあります。
釉薬のムラや、
製造時にできたであろうキズ。
別の個所のカケ。
カケのアップ。
カケの部分を横から見たところ。
裏にカケのある部分を表から見たところ。
こちらは表からはカケの部分が見えません。
本当に表はきれいで、難を見つけるのに一苦労。
擦れやちょっとしたキズがまた私のデジカメでは分かりにくくて。。。
もうすぐ新しいカメラに替えようと思っております。
またデジカメですけど。。。
表面のキズの部分をすごくアップにした写真。
横も芸術的。
なんかこう、
まっすぐじゃないところが、
そしてキズのある所も、
個性となり、
芸術作品の雰囲気に。
フチの擦れと黒ずみ。
少し光に当てるとこの艶。
ツルツル~~~♪
なんだかおいしそう♡
だから、この大物に対して♪とか♡とか。。。
すみません。。。
♡
素敵すぎて、これ書いている最中のイデコはニヤケっぱなしです。
♡
どーんと大きく見えるこの輪花皿。
直径は約29㎝程です。
確かに大きいのですが、30㎝くらいならいいと思いませんか?
大きさの比較。
左のお皿はみなさまご存じクレイユエモントローのレリーフ皿(直径21㎝程)。
高さは、5.5㎝~6.5㎝の間程。
まっすぐではないので、高低差が少しあります。
裏の芸術的な美しさ♡
素晴らしいでしょう・・・?
こんな風に、家にあったオリーブの木のカッティングボードと同じくオリーブの木でできているカトラリーと合わせて。
もちろんもったいなくて私は使っておりませんが、大きなテーブルの上に熟していないフルーツを乗せて眺めて楽しむ、というのもいいでしょうし、
陶器のコレクションのコーナーとかお持ちでしたら、是非毎日見える場所に飾ってみてください♪
ところで、こんなすごいもの、いったい誰が使っていたのでしょうか。
とお思いの方もいらっしゃると思います。
イデコが考えるには、17世紀にヌヴェールへやってきたイタリア人たちが輪花の技術を伝授して、ヌヴェールなりの輪花皿が出来上がったのではないかと思います。
オランダでは、中国や日本から渡ってきた輪花皿から作り方を伝授してか真似してかやはり17世紀に輪花皿が存在します。
17世紀のフランスには、ヌヴェールだけではなくこの形のお皿が存在する場所があります。
ただ、この輪花皿に限ってはヌヴェールで間違いないと思います。
フランスではヌヴェール窯のもの、もしくは知らない(笑)と言われることがほとんどで、まず他の窯の名前は出てこないからです。
この美しいヌヴェール窯の輪花皿。
代々に渡って、大切にしてくださる方へ。
☆☆☆
上記のお品ものはまもなくUPされます、グルニエイデコのオンラインショップでお買い求めいただけます。
今回、グルニエイデコで扱うにしては高額なものとなり、普段より桁がひとつ多くなっております。
分割払いもお承りいたしますので、オンラインショップよりカートに入れた後、備考欄にご希望のお支払い回数をご記入くださいませ。
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