とろり厚めの白釉に一輪のお花が中央に描かれた素敵なプレートになります。
サマデ窯と聞いていますが、ムスティエのような気がします。
いずれにしても18世紀の貴重なお品です。何百年経ってもお花の美しさは変わらず。
美しいものは形に残したい。
分かりにくいかもしれませんが、裏に貫通していないラインが見られます。
アクシデントの跡で軽めのものです。
オレンジ色に見えているのは、お皿を支えていた金属片の跡です。
そして、赤土にぽってり白釉が乗り切っていないところもまた、魅力です。
マルセイユの窯のものならこの点らしきものでアトリエを判断するところですが、このお皿の場合はたまたま付いてしまったのでしょうかね。
微妙にデコレーター(絵付け師)さんが跡を残したかったとか?
https://antiquegalerieideco.blogspot.com/2021/07/rouen-xviiie.html
ちょっと夏を意識した他の18世紀のファイアンスたちと一緒にご紹介します♪
https://antiquegalerieideco.blogspot.com/2021/06/antique-english-plate.html
https://antiquegalerieideco.blogspot.com/2021/07/Antique-.html
お楽しみに❣
ギャルリーイデコ
オーナー☆イデコ