2021年7月6日火曜日

18世紀 ルーアン オクトゴナル形 ドラジョワー 青みがかった釉薬

 ルーアンの絵付けがされていない無地のお皿になります。

18世紀のルーアンの伝統的なフォルムのオクトゴナルです。

ドラジョワーと呼ばれるドラジェなどのお菓子を乗せるものになるかと思いますが、直径約22cm程の少し深さがある小さめのお皿です♪

2枚あります。

縁がゆらゆらして、素敵ですね。
少し青みが入っている釉薬のお品です。
(他に呼び方があるかもしれません、すみません)

以前にヌヴェールのやはり青みがかった釉薬のお皿を扱わせていただきました。
それに近いお色だと思います。



18世紀の陶器です。
また、使われてきたものだと思います。

チップや釉薬の削げは普通に見られます。


でもこの雰囲気。
18世紀にしか出せないフランスの陶器の素敵が詰まっています。



微妙〜なリムのユラユラ感が、またいいですね♪



釉薬の削げ。

18世紀のもの、実用にはお勧めしていませんが、既に使用感がでていて、使われてきたものですので、もしお使いになられる場合は、縁のお直し、液体には使用しないなどの工夫をされてください🙏



裏には壁に掛けられるように穴が2ヶ所空いています。

そして、下地に見えている赤土。
このお色がまた素敵です。




少し深みのある形です。


絵付けがないので、かしこまってなく、お気軽に、と言うには長生きされてきた陶器さんには失礼ですが、生活の片隅にちょこっと楽しんでいけるかな、と思うアンティーク陶器です。



2枚目。



キズは釉薬を乾かす際に出来たもの。



こういったキズが3点あるのが当時の陶器の特徴でもあります。
表だったり、裏だったり、側面だったり。





ゆらゆら。




赤土が透けているの分かりますでしょうか。

また釉薬のぽってり具合も素敵な器です。








☆☆☆


次回の更新でオンラインショップに載せる予定です♪

どうぞお楽しみに!!!


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