2021年1月10日日曜日

白と黒 北と南 ムスティエとキュノワール

2021年の年明けは白と黒です。

良い年になってくれますように。
今年もよろしくお願いいたします💝


南仏でキュノワールが作られていたのかは分かりません。

でも、キュノワールというとルーアンやノルマンディーなどの北部の陶器として有名です。

そして南仏にはムスティエ陶器が。




今回は白黒対局のでも雰囲気に近いものがある、ふたつの陶器をご紹介します。


ムスティエ陶器の歴史は古く、ルイ14製の金属使用禁止令の後に、それまでのピューターや銀食器に変わり生産されたのが陶器製の食器です。

その前からムスティエ陶器は存在しますが、この発令によりムスティエ陶器は王族や帰属を始め陶器製食器として浸透して行きます。



キュノワールはフランス北部でやはり18世紀始め頃から生産が始まります。

コストを安くするため、テラコッタを使い、高価な白い釉薬は半分にし、半分は焦げ茶色の釉薬を使っているところが特徴的です。

アンティーク市場で見かけるものは19世紀-20世紀のものが多いでしょう。



ムスティエから。

このぽってり白釉は富の象徴とも言えるのかも知れませんね。







裏側。

Xマークが2ヶ所入っています。

これは珍しい!



なんだか得した気分になりますね♪

???笑




裏にチップが1ヶ所、フチの釉薬の削げは見られます。

ですが、かなり状態が良いお品です。






大きめのオーバルなので、取り分け用に、置いておくだけでもインテリアの雰囲気が変わります。

オーラのあるムスティエ陶器です。




そしてキュノワール。

リムが素敵ですね・



そして、なんともこの貫入。




いい具合に均等に入った貫入。

これも人気の理由でしょうか。



裏。

黒(焦げ茶)が引き締まったお色です。




面白いですね、貫入。

ムスティエ陶器でこのような貫入は見たことがないような気がします。
キュノワールの特徴になるのでしょう。



お写真載せておきますが、詳細はプレビュータイムに御覧ください🙏





アンティークですので、ちょっとしたことは見られますが、やはり状態が良い方のお品になると言えるでしょう。



表面スレが見られます。




裏の釉薬の削げ。


白と黒の釉薬の間に釉薬の乗っていない部分があります。



 2つのオーバルプレート。

どちらがお好みでしょうか?


その他、



こちらの3点もお目見えします♪

詳細はオンラインショップで❣


☆☆☆



以上のお品ものたちはまもなくグルニエイデコのオンラインショップでお目にかかれます♪


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どうぞお楽しみに❣


オーナー☆イデコ😊