2020年4月29日水曜日

ギャルリーイデコ 次回更新内容です♪ 

18世紀のファイアンスフィーヌから、19世紀のボルドー窯の白い食器まで、珍しいものを一挙にご紹介します。

詳細は各ブログをご覧ください♪

☆ 18世紀 Faience Fine アイボリー ボタニカルレリーフ&マスクの装飾付き ピシェ 
https://antiquegalerieideco.blogspot.com/2020/04/18-faience-fine_27.html





☆ 18世紀 Faience fine フランス東部 ファイアンスフィーヌ アイボリー色 花リム皿
https://antiquegalerieideco.blogspot.com/2020/04/18-faience-fine_27.html





☆ 18世紀 Faience fine ビネガー&オイルスタンド クリームウェア 
https://antiquegalerieideco.blogspot.com/2020/04/18-faience-fine.html





☆ David JHONSTON & Jules VIEILLARD 19世紀 ボルドー窯の白い陶器たち
https://antiquegalerieideco.blogspot.com/2020/03/david-jhonston-jules-vieillard-19.html 



 どうぞお楽しみに❣


 

 グルニエイデコのオンラインショップ
 https://grenierideco.com/

オーナー☆イデコ

追記:
※ お支払い方法はクレジットカードと楽天PAYのみとさせていただきます。
日本側の外出自粛を考慮し、出来るだけ外出を避けていただく為です。

また、通常お荷物は2週間ほどで到着しますが、しばらくの間遅れが出ると思います。m(__)m
3週間~1カ月前後はみていただかなければならないと思います。
急を要する方は申し訳ありませんが、お買い物をお控えください。m(__)m
ご不便をおかけして申し訳ありませんが、ご理解いただける方のみ、是非ご利用いただければと、心より思っております。。。💕

2020年4月27日月曜日

18世紀 Faience Fine アイボリー アイビーとマスカロンレリーフ 装飾 ピシェ

大変珍しいものをご紹介いたします。

素敵なファイアンス製のおそらく18世紀のピシェになります。
17・18世紀のイギリスの影響を受けたフランスのクリームウェア、ファイアンスフィーヌと呼ばれる陶器です。




大変珍しい装飾スタイルで、カトリーヌ・ド・メディシスのお庭のプランターを思わせる、素敵なデザインです。





取っ手に接着の跡が見られます。

中央にはアイビーの葉っぱと実のレリーフがガーランドのように一周しています。
その下は美しい縦線のレリーフで素敵です。





下の方で詳細ご説明しますが、この面、取っ手の反対側に当たる面に修理跡が見られます。






釉薬の剥がれがところどころ見られます。

この枯れ具合がお好きな方にはたまらない雰囲気ではないかと思います。





取っ手の正面。
下の方にマスク装飾が付いています。

後ほどアップで、ご紹介します。




口径部分に釉薬の削げ。





内側は艶が良く、綺麗なんです。
綺麗と言っても新品のセラミックみたいという意味ではなく、 18世紀の陶器としては、の意味です念のため。





黒い斑点の素地ムラなど。





フチのアップです。



反対側のフチのアップ。




取っ手の詳細を見ていきましょう。



持ち手が取れてしまったのでしょう、茶色っぽくなった接着剤のような跡が見られます。




持ち手の下に、このようなマスカロン装飾が付いています。

おそらく、酒の神様バッカスではないかと思います。
バッカスが描かれた絵や彫刻には、アイビーを身に付けている(酒の神様ですので葡萄の場合もありますが、アイビーの冠を身に着けていたり、よく出てくるモチーフのようです)

なにか、守ってくれそうな丸くて優しいお顔ですね。





4か所に接着の跡。


綺麗に付けてある方だと思います。





気になる方は、専門家の方に金継をお願いされるなりしてください。

インテリアの飾りにしてくださる方は、接着剤のはみ出た部分をヤスリなどで削って平にし、上から陶器用パテでカバーすると目立たなくなるかもしれません。



そして、塗装がされている面です。

ガーランドの部分は艶がありますが、フチの近辺は分かりますでしょうか。




塗装の下に艶のある地が覗いていますね。

ベンジンなど塗料剥がしで取れると思いますが、下からラインまたは釉薬の剥がれなどが出てくるかもしれません。

そういったものを隠すために塗られたのだと思います。




この部分は表面が剥がれてしまったのでしょうかね。

内側にはラインが見られないので、貫通したヒビではないと思います。
内側はツヤツヤ綺麗です。




ところどころの釉薬の剥がれ。

小さなものです。











サインのようなものが刻まれていますが、判別不能です。

この当時には刻印がないものが多いので、窯のマークであるかもしれませんが、製作した方のサインなのかも知れません。
詳細が分かった際には、こちらに書き足します。



口径15㎝、高さ16㎝程です。



後ろに付いたマスクが素敵なお品です♪

  このようなものには2度とお目にかかれないと思いますので、お見逃しなく!



☆☆☆ 



以上のお品ものは、グルニエイデコのオンラインショップ、次回の更新でお買い求めになれます。
ご質問などお気軽に♪


オーナー☆イデコ

グルニエイデコのオンラインショップ


2020年4月21日火曜日

18世紀 Faience fine フランス東部 ファイアンスフィーヌ アイボリー色 花リム皿 

大変珍しい、18世紀のフランス東部のお皿2枚のご紹介です。

誰ですか、サルグミンヌの花リムみたいって思った方!

それは私の写真技術に問題があるからなんですけど💦、写真では伝わらない何とも言えない雰囲気があるのです。

それは18世紀のフランス陶器だから。

実物を手に取って見ていただきたい、と切に思うお品です。


2枚の花リム皿は、おそらくリュネビル、サンクレモン、ストラスブールなどの東部の窯のものになると思います。

裏を見たら分かりますが、この当時のフランスの窯のものに刻印があるのは滅多にない事で、この2枚も例外なく刻印は見られません。



 右上が#1・左下が#2

お色はアイボリー色です。
イギリスのクリームウェアから来ているこのお色、フランスでは少し白っぽくアイボリー色と言った方が合っているかと思います。



#1
人間らしさの出た花リムは、現代の大量生産されているセラミックには見られない良さがあります。

とは言っても18世紀のお皿、サルグミンヌの20世紀の花リムみたいに日常使いするようなお皿ではありません。
たまに出しては眺めて、デザートなどに、お客様に見せびらかしてあげてください。(笑)




#1



#1



#1
フチに製造時にできた亀裂や小さなキズたち。




#1
フチのキズやスレ



#1
フチのキズ



#1
フチに小さなチップ




#1
素地ムラ




#1



#1
表面にカトラリーのキズ



#1





#1
裏の素地ムラ




#1
フチにスレが一部




#1
スレの少ない面



#1
全体からすると、大変良い状態と言えるでしょう。
250年程昔のものですから、このお皿が辿ってきた歴史を考えると、相当状態がいいともいえると思います。
個人的には。




#2
2枚目です。



#2



#2



#2
フチにチップやキズ




#2
小さなキズ




#2
シミ




#2
シミ




#2
表面にカトラリーのキズと、素地か釉薬によるムラでポツンポツンと小さな窪みが見られます。



#2
それでもやはり、250年も前のもの、大きなダメージはなく小さな事で済んでいますから、大変状態が良い方だと思います。




#2
なにより、このお皿が持つ雰囲気。。。

写真では伝えきれません!

ただ単に写真下手なだけですが。。。
そどうやってたら伝わるんでしょうね。




#2




 #2
釉薬のムラ



 #2
サイド




手前が#1・左奥が#2




左が#2・右が#1

とっても雰囲気のよろしい、素敵なお品です♪

是非お手に取っていただきたいと思います💕


☆☆☆


以上のお品ものは、次回の更新でお目にかかれます。
詳細はそちらをご覧ください♪

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