2023年12月29日金曜日

2024年 新年の更新内容は・・・?

年明けには、白釉の陶器、黄釉の陶器、クリームウェアをご用意しております。
はい、いつもどおりの年明けでございます🤗

いつも通りに、素敵で珍しいものをご紹介します。


オーバル形のリムがせり上がったクリームウェアの器。

リムのレリーフが美しく、

中央の部分が狭く、見せる部分の多いお皿です。
先端には2ヶ所ロココ風な貝の装飾レリーフ。


サイドに2ヶ所にマスカロン装飾。

マスク=顔から来ているこの装飾マスカロンは、厄除けの意味もあり時には怖い人間の顔が飾られたりします。
でも今回のマスカロンはきれいなお顔ですね😊

深さがあり、

リムのせり上がりが美しいお皿です。



こちらは大変状態の良いものになります。
もうひとつ同じものがあり、東京に置いてきていますが、そちらにはヒビがあります。
その分このきれいなものに比べお安くなっていますので、グルニエイデコが日本にいる際にはチェックされてみてくださいね♪


それから、大変めずらしい18世紀のシュクリエ。
テラコッタに白釉のこのお品、おそらく南仏の窯で作られたもの。
ムスティエやマルセイユのような気はしますが、はっきりしたことは分かっておりません。

にしても、珍しいのは上に乗っている動物。

これ、猫ですよね?

ライオンとかヒョウでもなく、可愛い猫ちゃん?

尻尾を丸めているところもやはり猫。


耳に釉薬の削げは見られます。

マルセイユ陶器には、ヒョウだったり、魚だったり、動物の装飾があるのを見たことがありますが、猫?のような可愛い動物は大変珍しいと思います。


本体に猫脚が4っつ付いていて、ソーサーと一体型のお品です。

白釉のワイングラスクーラー。

ワインではなくグラスを冷やしておくもの。

ムスティエでしょうか?
こちらも不明です。

おそらく18世紀のものです。


このように、窪みにグラスの脚をひっかけて、氷の入ったクーラーでサービス直前まで冷やしておくものでした。
当時のフランス人には日本人がビールのジョッキを冷やすように、グラスを冷やす習慣があったなんてちょっと驚きですね。

グラスを逆さまにしたほうが、合理的な気がしないでもありませんが、
当時は何をするにも時間がかかり、場所を取り、優雅さ優先だったことでしょう。
グラスも自分で冷やすのではなく、お給仕さんがいたと思います。

冷蔵庫などない時代ですから、氷も北の国から船で運んできて、保冷庫に保存していたようです。
運ばれてきたらすぐに消費しないと溶けちゃいますよね。
タイミングも大変だったでしょうね💦

と、いうことで、現代はグラスを冷やす用に使われる方は、まずいらっしゃらないと思います。
大きなお花のコンポジションを飾ってテーブルセンターに置いたり、ドライフラワーをいっぱい入れて隅に置いているだけで絵になるお品です。

そして、ムスティエの大型オーバル皿。

1ヶ所チップや釉薬の削げはみられますが、比較的良い状態です。

このぽってり白釉と、伝統的なムスティエのフォルムが素敵です。

裏にはバッテンのサイン。


詳細はオンラインショップでご覧くださいね。
年明けに更新日時をメルマガでお知らせします♪

こちらもまた、南仏の伝統的なフォルムのプレート。

優しい黄釉が素敵です。

アプトにもこのフォルムでこのお色のプレートが存在します。

でも今回は、大変珍しいピションより前にユゼスにあった窯、ヴェルネ窯のお品になります。

佇まいの素敵な器です。


同じ色合いの黄釉のオクトゴナルプレート。
こちらはアプト窯のものです。


フチにパール装飾がレリフになった素敵なオクトゴナルです。

チップは見られますが、

アンティークとしては良い状態の方だと思います。


心温まるようなお色です。

お色のニュアンスとしては、左ムスティエ真っ白、中央クリームウェアアイボリー〜クリーム色、右アプトの黄釉皿が優しい黄色と、並べると色合いの差が良くわかりますね。


最後はブランディーユ柄が手絵付けされた大変古いオーバル皿です。

花リムに、お花の咲いた小枝ブランディーユが散りばめられています。
当時人気だった柄ですので、いろんな窯で絵付けされています。

こちらは、18世紀のボッホ・ルクセンブルグ窯になります。






以上、気になるお品ものはありましたでしょうか♪
年明けの更新となります。
少々お待ち下さい。



※ 今までも一部刻印などの写真には付けていましたが、今後ほぼ全部の写真に@grenieridecoの文字が入ります。
透明な文字ですが、多少写真が見ずらいことがあると思います。
詐欺サイトが増えてきており、うちの写真も勝手に使われているのを見てしまったりしていますので、犯罪防止の為ご了承ください。
偽サイトにはくれぐれもご注意を!

引き続き。。。

不安定な世界情勢のために、航空便に遅れが出ることがまだあるかもしれません。

今のところ、フランスから発送して2週間で到着しておりますが、

商品が到着するまでに1ヶ月、またはそれ以上かかってしまう場合も出てきてしまうかもしれません。

お急ぎの方はパスされてください🙏


それでも構わないとおっしゃっていただける方に、お買い上げいただければと思います。m(_ _)m

よろしくお願いいたします😊


グルニエイデコのオンラインショップ

https://grenierideco.com

店長イデコ😊


2023年11月20日月曜日

白いファイアンスの壺、花リムプレート、オイル&ビネガースタンドなど🌼

ご無沙汰しております。
2ヶ月ぶりくらいのブログ更新になります。


次回の商品をご紹介します❣
白いファイアンスたちを少しですがお出しします♪
 


まず、大変大きな壺。
水やワインなどを保管する壺だったのでしょうか。

私の手が大きいのか、壺の大きさがよく伝わっていない気がしますが😅
大きい壺です。

テラコッタに白い釉薬が厚めに乗った、ずっしり安定感のあるお品です。


17・18世紀のヌヴェール窯のような気がしますが、年代も窯もはっきりしたことは分かっていません。
こういうのなかなかないと思います。


存在感のある壺です。


そして、オイル&ビネガーボトルとホルダーのセット。


ホルダーは白いファイアンス製で素敵なフォルム。


裏側の網目状になっているホルダー部分に破損のあとが見られます。
金継ぎしたり、このままの状態で気に入ってくださる方へ。

おそらく1800年頃のリュネビルなどのロレーヌ地方のファイアンス窯になると思います。


ボトルがまた素敵です。
別で仕入れていますが、ホルダーのサイズとボトルが合っていたので、セットにしてみました。
下の方に脚が付いていて、美しいフォルムです♪


かわいい小花の模様が全体に刻まれています。

栓がないので、ワインのコルクなどを削って代わりに使ったりしてみてください。
コルク2個はお付けする予定です。


ボトルとホルダーぴったりなんですよ💓


そして、白いファイアンスに金彩でヤグルマギクが描かれた花リムプレート。

18世紀の趣ですが、1800年頃でしょうか。
真っ白な釉薬と花リムが素敵です。
6枚ありますが、縁にチップがものがほとんどです。

1枚目

2枚目

3枚目

4枚目

5枚目

6枚目だけは状態がよろしいです。

金継ぎしたり、このままで気に入ってくださる方へ。
金彩は使っているうちに少しづつ擦れたり剥がれたりすると思います。

アンティークのお皿として気に入ってくださる方がいらっしゃるといいなと思っています。

この年代のものとしてはお値段もなるべく、できるだけ、お安くしたいと思っています❣





そして、エミールテシエやイギリスのピシェなどもご用意しておりますのでグルニエイデコのブログの方で近々ご紹介しますね🤗


☆☆☆




詳細はUP後のオンラインショップでご覧くださいませ🙏


引き続き。。。

一部の世界情勢によりお荷物の到着が遅くなってしまう場合があるかもしれません。

フランスから発送して商品が到着するまでに1ヶ月、またはそれ以上かかってしまう場合も出てくるかもしれません。

そうでなければ、お支払い完了後、早くて2週間程でお受取りいただけると思います。

お急ぎの方はパスされてください🙏

それでも構わないとおっしゃっていただける方に、お買い上げいただければと思います。m(_ _)m

よろしくお願いいたします😊


グルニエイデコのオンラインショップ

https://grenierideco.com

店長イデコ😊


PS:詐欺サイトにはお気をつけください。