政治的な理由でムスティエ・サント・マリーから離れなければならなかったムスティエの窯がトゥールーズ近郊にやってきて、1820年に開いたのがフーク・エ・アルヌー窯です。
ファイアンスフィーヌの陶器に使われる白い素地、カオリンがピレネー地方でも採掘されていたようで、18世紀のぽってり陶器ではなく、19世紀の洗練されたファイアンスフィーヌの製造が行われていました。
すっきりした白い陶器はクレイユやモントローのオクトゴナルに非常に近い雰囲気です。
フーク・エ・アルヌーと以前にもご紹介したValentine窯は関係があるようで、同じ窯なのかも知れません。
別の場所にチップとシミが少し。
これが逆さまになっている刻印もあります。
モントローのオクトゴナルよりも断然数の少ない、マニア向けのオクトゴナルです。
こうした珍しいオクトゴナルは、コレクションされている方から手に入るときがありますが、本当に色々な窯が作っていたのだなぁと実感します。
今後もオクトゴナルマニアシリーズ、たまにご紹介できたらいいなと思っています♪
素敵な佇まいのお品です。
また、グルニエイデコの方でもいくつかの窯のそれぞれ時代の違うオクトゴナルたちについてもご紹介する予定です♪
少々お時間いただきます🙏
どうぞお楽しみに❣
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オーナー☆イデコ