白釉が美しい、ムスティエのテリーヌ。
18世紀後半か19世紀初めごろかと思いますが、このフォルムだとテリーヌのほうが合っているかなと思います。
大きめのダメージがありますので、こちらに負担があまりかからない程度でなるべくお安くできるようなお値段設定にさせて頂く予定です。(送料の方が高いんですけどね💦)
なんとも言えない雰囲気ですよね。
もうお分かりかと思いますが、蓋の持ち手がクリーム色っぽく見えていますね。
持ち手は修理されているようです。
あと、本体にも大きなヒビがあります。
表面はツヤツヤで、使用感があまり出ていません。
飾っているうちに落としたりぶつけたりされたのでしょうかね。
修理跡が見られますので大切にされていたには違いありません。
ヒビを覆うように、蓋のつまみと同じ色めの塗装が塗られていました。
私の方でその塗装は剥がし液で剥がしてあります。
ただ細かなところまでは手が行き届いておらず、蓋のつまみだけはそのままです。
艶はいいんですよねーーー。
もったいない。
ペンキ剥がしで容易に取れると思います。
剥がし液をご使用になられる際は、ベンジンなど含んでいると思いますので、換気を忘れずに。
また力を入れすぎませんように🙏
私も力を入れるのが怖くて、少し残ってしまった塗装です🙏
金継ぎとか、目立たない方法でのお直しなどで補強されると長く保管できると思います。
これだけ大きなヒビですが、すでに接着はされているのか、グラつきはありません。
ここも塗装残っています。
微妙にくねったデザインなんですね。
なかなか思いつかないデザインです。
お直し跡のアップ。
蓋です。
こちらも結構頑丈にくっついています。
陶器修理の専門家の方にやっていただくことをお勧めいたします♪
この状態でもらってくださる方へ。