グルニエイデのコオンラインショップが新しくなるという事で、思い切って2枚ご紹介させていただきます。
マルセイユ陶器はあまり日本では知られていないので、ちょっと冒険です。
マルセイユにいるから敏感なのかもしれませんが、高値で手に入れることはまず難しい。
プロヴァンスに住むマルセイユ陶器コレクターの方には到底及びませんが、ご紹介する2枚のお皿も大変すばらしいものだと思っております。
白釉に、繊細な絵付けが施されたお皿。
このお皿のフォルムはヴーヴペランのリムらしく、サインは入っていませんが、おそらくヴーヴペランのものではないか、
というお話を聞いております。
でも、そうでなくても貴重なマルセイユの窯には違いありません。
マルセイユ陶器のガイド本にも同じフォルムのお皿のデザイン、実際の写真などあり、絵付けもほぼ同じ(手描きですので全く同じわけには行きませんが)ものがあります。
ナチュラルなお花の感じがまた素敵です。
沢山の薔薇のブーケとかではなく、当時の自然な野に咲くお花や木になっているミモザなど。
そして色合いがとても美しいです。
多色遣いで、華やかさを増しています。
でも、にぎやか過ぎず落ち着いた雰囲気は崩しておらず。
1枚目は本当に状態がよろしく、驚くばかりです。
カトラリーのキズがかろうじて。
窯キズがフチに3点と釉薬の削げが少し。
窯キズ
窯キズ
表面の擦れ、または汚れ。
あまり触ると怖いので、軽く洗ってありますがそれ以上は何もしていません。
やはりスレ、もしくは汚れ。
裏には特徴的なグリーンのアクセント。
サインはありませんが、マルセイユ窯だと判断できるポイントです。
横のおそらく不具合であっただろう箇所にもグリーンの彩色が施されています。
写真より実物はもっと素敵です。
☆☆☆
そして2枚目。
華やかな薔薇があるブーケ。
ビオラ(野生のパンジーでしょうか)も可愛い♪
フチに窯キズが3点
窯キズ
窯キズ
表面はやはり艶が良く、綺麗です。
でも使われた跡は見え。
小さなカトラリーキズが見られます。
擦れ。
そして、2本のライン。
貫通はしていませんが、カトラリーのキズではなく釉薬レベルでのラインのようです。
裏にはグリーンのポイントが3か所。
そして、裏に※印のようなアクシデントの跡。
貫通はしていません。
先ほどの表側の2本のラインとはずれた場所です。
フチに釉薬の削げ。
美しいマルセイユ陶器。
お花の絵付けがされたものは、特にコレクターさんには人気です。
私も少しづつでいいから集めていきたいと思っています。。。
当分は無理かな~。。。(笑)
新サイト記念という事でご紹介するマルセイユ陶器です。
どうぞお楽しみに!
☆☆☆
以上のお品ものたちは間もなくグルニエイデコの新オンラインショップでお目にかかれます。
詳細などはUP後のオンラインショップでご確認くださいませ。m(__)m
オーナー☆イデコ