大変珍しい18世紀イタリアのクリームウェアになります。
イタリアのものが手に入るなんて、そうそうフランスではないので、自分で持っていたい気はしますが。。。
またイタリアのものだと聞いていますが、フランスのものだったりして?と思う事もまだあります。
隠し持っているのももったいないし、多くの方に見ていただけたらと思い、お持ちいたします♪
どこかフランスの18世紀のファイアンスフィーヌとは雰囲気が違います。
いずれも美しいのですが、イタリアらしいなにかがあるのでしょうね。
素敵でしょう~~~?
装飾が豪華なのはイタリアの方だと思います。
ルネッサンスもイタリアが本場。
それだけにレリーフの美しさったらないんです。
各4面ご覧ください。
ヒビもカケも見られません。
たださすがに18世紀のものとなると、一度も動かなかったわけはないでしょうから、それなりに風化は見られます。
フチにスレや黒ずみなど。
それでもこの年代のものとしたら本当に少しだけだと思います。
上の写真で見られるのは、お皿の右下辺りに釉薬のムラのような部分があり、シミができています。
アップにしてみました。
スレも見えますね。
シミというか黒ずみが少しあります。
再度申し上げますが、これほどまでにアップにしているという事は実際のお皿よりもかなり大きいとお考え下さい(PCの場合)。
スマホで見る分には小さく見えますが、拡大してみてくださいね♪
表面にきずもほとんど見られず、艶がいいのですが、のっぺりした雰囲気というか質感がまた面白いなと思います。
お花のレリーフのアップです♪
お花のレリーフは全部同じ柄ではなく、違っておりとても素敵です。
レリーフの違いをご覧ください♡
この面は少し大き目のお花です。
ん?
これはなんのお花なのでしょうか~(笑)
そしてお花とお花の間にメダイヨン型のレリーフが模られています。
そして、メダイヨンの形がまた微妙に違います。(笑)
この、正確でないところが素敵でたまらないポイントなのですが、
現代であったらあり得ないお話になるのでしょう。
裏側。
裏はフランスと同じ脚の無いつるっとした底です。
スレや黒ずみなどが裏に見られます。
フチ裏にも擦れや釉薬のダマなどが見られます。
角にスレと釉薬の削げなど。
横から見ても、高さは均等ではなく大変人間らしさの出た18世紀のお品です。
イタリアのお皿の他にも、ポントシューなどをはじめとする18世紀のお皿をお持ちします。
18世紀リュネビルあたりの窯になるのでしょうか。
ツヤツヤなふたつのプレート。
ニョロニョロ伸びているお花のレリーフが素敵です。
一つ前で、訳アリ特集をしましたが、ヒビの入っていない方のプレートもお持ちします。
フチにカケなどは見られます。
おそらくポントシュー窯かサンクレモン窯のもの。
この2枚でも少し質感が違うように思いますが、窯の違いなのか年だの違いなのか、誰か教えてください、と言ってもフランス人でも分からないので、想像するしかないんですね。
すみません。
そして18世紀ランベルヴィレー窯のカップ&ソーサー。
デミタスにしては大きい、普通のカップにしては小さいと思うんです。
当時はココア用のカップとして使われていたのか、コーヒーでもエスプレッソではなくモカ用として使われていたものなのでしょうか。
#1個目の方のカップのフチにカケや小さなヒビが1か所。
#2個目は比較的良い状態ですが、やはりとても小さなヒビが1か所あった気がします。
面白いのが、19世紀以降はソーサーの上の方にレリーフがあると思いますが、 18世紀のランベルヴィレーのソーサーは裏にレリーフが施されていて、上からじゃ見えないんですよね。(笑)
当時の考えが今と違って、面白いなと思う一面です。
レリーフがきれいなおに裏返さないと見えないなんて。
もったいない。
そうそう、アメリカのアンティークショップの方だと思うのですが(ドル表示だったので)、このカップ&ソーサーと同じものを2450ドルで販売しているのを見つけてしまいました。
日本円で約245000円?!
桁間違えているんでしょうか。
それともアメリカのアンティーク市場はお値段お高いのかもしれませんね。
今でも価値のあるものですが、大切に持っていていただいたらそのうちとんでもない価値が付くお品だと思います。
今回も素敵なものをお持ちしますので、お楽しみに♡
どうぞイベントの日までお小遣い貯めておいてくださいね♪
イベント用の展示品のご紹介は以上となります。
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11/17(土)・18(日)東京代官山で、アンティークFavorite!さんと写真家エリックペートルと3人展を開催します♪
是非お日にち確保して遊びにいらしてくださいませ。(*^^*)
Chapelle en arrière automne展
Merci beaucoup !