2021年9月20日月曜日

次回更新予定の 訳あり 18世紀 ファイアンスとファイアンスフィーヌたち

訳ありではないものもあります♪

 

18世紀のものを中心に、訳ありのお品ものご紹介します。


18世紀ファイアンスのクレミエです。
水を入れて放置してみましたが、水滲みが見られますので実用はできません。


柄のアップです。
控えめなブルーの手描き模様です。

窯は不明ですが、18世紀ヨーロッパのものではないかと思います。


金継ぎしたり目止めしたりで、使えるようになるかもしれませんが、インテリアの飾りとして楽しんでくださる方へ♪



貫禄のあるファイアンス製のテリーヌは、ずっしり重みがあります。

片側の持ち手に破損が見られ、大きめのヒビも見られます。

4っつの脚が可愛いです。



インテリアの飾りに、とっても絵になる存在感あるテリーヌです。



こちらはフランス東部のオーバル深皿です。
これも実用には向きません。



手描きの小花とブルーのラインが素敵です。



アグラフというホチキスみたいなもので留めてある、大変古い修理方法が見られます。

土鍋と同じでヒビが入りやすかったのでしょうね。
当時直して、長いこと使われていたのではないでしょうか。


この修復方法、いつもどうやって留めたのか疑問に思います。
逆に壊れそうだけど、結構有効なんですね。

熟していないフルーツを入れてテーブルに、またインテリアの飾りに。


こちらは、ハート型ポーセリン製の器です。

手描きの可愛いお花柄に少しスレは見られますが、大きなヒビ、大きなかけなく良い状態です。


ポーセリンも素敵ですよね。
またハート型が可愛いお花に合っています。


模様が擦れているところ。





そして、ファイアンスフィーヌのお皿。
大変古いサルグミンヌのプレートたちです。

刻印はありませんが、サルグミンヌで間違いないです。
手描き模様のデコレーターのサインが裏にあります。



訳あり商品ですので、2枚セットで、できるだけお安くなっています。

深さのあるお皿です。
テールドピープという軽い土で作られており、耐久性に弱いです。
クレイユやモントローの初期もこのテールドピープで、カサコソした感じが特徴的です。

温度差に弱く、シミもできやすいと思いますので実用には向きませんが、金継ぎなどして乾き物などに。


この質感はなんとも言えず素敵です。


貴重なお品ものです。






気になったものはありましたでしょうか?

次のブログで、このページでご紹介できなかったデルフトウェアをご紹介します♪

以上のお品ものたちはまもなく、グルニエイデコのオンラインショップで販売されます🙏


どうぞお楽しみに❣

オーナー☆イデコ