2021年9月21日火曜日

18世紀 DELFT デルフトウェアとフランスのファイアンス

18世紀の器に葡萄を。

なんて思い切ったことを。

と感じてしまうのは私だけでしょうか。



たまの機会に、使ってみる程度がほどよい、古い器だと思います。


18世紀のデルフトと聞いております。
この手のものが手に入るのはうちでは珍しく、大変価値のあるものだと分かっていても、なかなか手が出ませんでした。


でもやっぱり素敵ですので、ちょっと高価にはなってしまいますが、状態も18世紀のものとしては大変よろしいので、ぜひご紹介したいと思います。


デルフトウェアと呼ばれる、ファイアンス製の白釉の乗った、またはブルーカマイユ柄の絵付け皿などありますが、オランダ、ドイツ、イギリス、時にはフランスのファイアンスも「フランスのデルフトウェア」と呼ばれているのを聞いたことがあります。

デルフトと言ってもヨーロッパでは、オランダとは限らないのでしょうかね。


で、やはり、チーズの水切りなのでしょうけど、オランダにこのようなチーズ用の水切りが存在したのかどうかが、オランダのこと良くわからないのでなんとも言い難いのですが、
フランスだったら納得いくな、と。
思うわけです。



たまに、使ってみる時には、フルーツの水切りとか、このまま飾っておくだけでも素敵なデルフトウェアです。

デルフトにデラウェアとか乗せて?
なーんて。

(すみません、無視してください)
(駄洒落になってないし)

そういうことで言えば、こちらのお皿たちもデルフトウェアと呼ばれるものです。
フランス北部かオランダのものでしょうか。



大胆な絵付けですが、中央にはお花、その周りにリボンとガーランドが可愛い素敵なお品です。


深さのあるお皿です。


もう一枚あります。




こちらは、デルフトウェアではありませんが、南仏のヴァール県の窯のお品です。



白釉にうっすら水色と黄色の絵付けが珍しい花リムのお皿です。
未使用のような状態の良さ。
でも19世紀初期頃のものでしょうか。



りんごの絵のようです。


以上のお品ものたちはまもなくグルニエイデコのオンラインショップでお買い求めになれます♪


どうぞお楽しみに❣


ギャルリーイデコ

オーナー☆イデコ