2021年6月6日日曜日

18世紀 フランス 南西 黄釉 ファイアンス お花の絵付けプレート

 今回は大変珍しい黄釉にお花の絵付けプレートのご紹介です。



2種類ご用意しております。



18世紀のものにはサインも刻印もないものが多く、判断に困りますが、おそらくモンペリエなどの南西のものになるのではないでしょうか。

南仏といえども広く、いろいろな窯が存在していましたので、専門家さんでも判断に困るようです。



南仏らしい黄色の上にブルーと山吹色のお花が絵付けされています。



ムスティエにも黄釉のプレートは存在しますので、ムスティエかもと思いましたが、今回はモンペリエではないかと思います。

聞いているのはマルセイユ窯ということでした。
でも、その可能性ははないと思います。

そんなことより素敵な18世紀のプレート自体を気に入ってくださる方へ😊




状態とてもよろしいです。
詳細はプレビュータイムでご覧くださいませ🙏






ムスティエかもしれない・・・
いやいやモンペリエ。。。

謎は深まるばかり。
でも、モンペリエもトゥールーズも南西の窯はムスティエの職人が移り住んで、ムスティエの技術の恩恵を受けていますので、似ているのも納得がいきます。



素敵ですね〜😍


そして、こちらも素敵💓

黄釉にはブルーのお花が多く見られます。



花リムも素敵。



こちらも状態がよろしいです♪



おそらく18世紀マルトル・トロザーヌ窯のものになると思います。
状態もよくそんなに古いものには見えない、と思いましたが、裏にFait Main(手作り)やサインなどがないのと、同じ柄、同じフォルムのお皿が載っているガイド本が決め手となりました。



仕入れた先も由緒ある場所ですので、19世紀以降のもののはずはないと思います。

でも、これも一緒にマルセイユ窯と言われましたが、それはないとは思います。😅
手持ちのマルセイユ窯のお皿は少ないものの、色々見ていて、教えてもらって、ちょっと詳しくなりました♪




リムのフォルムがヌヴェールにも似ているのですが(マルセイユの人にはヌヴェールでは?と言われましたが)ガイド本を信じます😅
こう言ってはなんですが、その方も適当なこと言う人で、私のほうが教えたりする立場ですので、私のほうが今回も正しいでしょう。爆




裏の様子。





そして、そんなことより、やはり、美しい黄釉と絵付けが素晴らしいお皿。

ということの方が重要なのではないでしょうか。



素敵💓




どちらがお好みでしょうか?


以上の2枚の黄釉皿はまもなくグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします♪


どうぞお楽しみに❣


ギャルリーイデコ

https://grenierideco.com/?category_id=5e1c95f35b120c5d02cfa620

オーナー☆イデコ