2019年11月3日日曜日

18世紀 イギリスアンティーク Creamware クリームウェア ソースボート

フォルムの大変美しいソースボートになります。

(ソース用の容器、フランスならソーシエールと呼んでいますが、イギリスのアンティークですのでソースボートにしています。)




こんなに美しいレリーフのソースボートにはなかなか出逢えませんよ。

クリーム色もクリームウェアの名に相応しく、博物館級の素晴らしいお品です。

上の写真はいiPhoneで撮ったもの、以下ニコンのデジカメの写真になります。





お色はアイボリーではなく、本物の18世紀のクリームウェア色。
クリーム色です。

リーズあたりの窯になるのではないかと思います。





4角度ご覧ください。








この持ち手裏のお花のレリーフが非常に美しいですね。。。








全体に細かな貫入や薄いシミがあるのですが、古いものとして全体的に良い具合に風化しており素敵です。




艶は大変よろしいです。






注ぎ口部分には大きなダメージもなく





細かなところまでレリーフが施されています。


乾燥している際には大変分かりにくいのですが、サイドに貫通したヒビが2か所見られます。
上の写真では全く分からないので、濡らしてみた際のお写真載せておきます。



フチから脚に近い部分まで、大き目の貫通したヒビが見られます。




貫通した裏側の部分。

グラツキなどはないのですが、取り扱いには十分気を付けていただきたいと思います。

破損して届いてしまった際には、破損の具合に見合った分のご返金をさせていただきます。
でも、まずは破損の無いように発送はさせていただきます!





反対側の側面です。
こちらのヒビの方が短めです。





やはり内側に貫通した部分が見られます。

この2か所のヒビ、乾燥している時にはほぼ分かりません。






そして脚に見られる小さなチップ。

数か所見られます。





反対側にはカケ。





比較的最近のカケみたいですね。

もったいない。。。

このままの状態で気に入ってくださる方へ。

コレクションに加えてくださる方にいただいてもらえたら嬉しいなぁと思います。
実用不可です。







何と言ってもこの持ち手の根元の装飾、お花のレリーフがとっても美しい。。。






製造時にできたと思われる亀裂が少し見えております。





貫入やシミ、製造時にできたと思われる小さな亀裂など。





反対側の製造時にできたと思われる小さな亀裂。






フチのチップ。





脚裏。

小さなチップが多数見られます。










貫入、シミ、釉薬の削げなど。





製造時にできたと思われる本体と脚の間に隙間。





ソースボートだからこそ、美しいフォルムと美しい装飾の持ち手が楽しめるお品です。






乾燥している際には、近くで見てもヒビは本当に分かりにくいです。





そして、持ち手も無事でいてくれて、風化していてもこの保存状態には感謝したくなります。



ここからiPhone写真です。





ヨーロッパのアンティークショップで販売されている一見状態の良いものでも、ヒビやカケの跡を修理してから販売しているようです。
だからこそのお値段が付いているとは思いますが、私はこのままの状態でいただいていただきたいと思っております。

まあ、お直しに出したりする時間もないのが正直なところですが、金継ももったいない気がしますし、本当にこのままの姿でコレクションとして楽しんでくださる方がいらっしゃれば~~~~~
と、思っております💕






陰影の大変美しい、





18世紀のレリーフ装飾が施された美しいお品です。



☆☆☆


沢山の方にお目にかかれるのを楽しみにしております♪