2025年7月2日水曜日

ポントシューのブランディーユ絵付けプレート

 以前にご紹介したものの訂正になります。

以前ルクセンブルグのセットフォンテーヌ窯(BOCH)としてご紹介していたブランディーユ絵付けプレートたちですが、3月にパリのファイアンスフィーヌコレクターさん宅へ訪れた際に、このブランディーユ柄はポントシューのものだと発表された資料を見せてもらいました。

ブランディーユ柄はシャンティイ窯が有名で、シャンティイの技術者がフランス各地に絵付けを伝授して回っていたのは知っていましたが、このポントシューのブランディーユ柄はそれらのブランディーユ柄と少し違います。

羽のような絵付けだったり、お花がはっきり分からない柄です。
そうそう、ブランディーユとはお花のついた小枝の意味だと思いますが、小花が枝に付いている絵付けが主流だったと思います。

そう言われてみれば、レリーフも素敵ですよね(今更w)

いえ、セットフォンテーヌも素敵なんですよ。

ロココ風なメダイヨンの中に描かれた小枝か羽。


1枚だけ在庫あります。

花リムのプレーンなタイプのプレート、こちらもポントシューです。

お花が判りますね♪


こちらも在庫が1枚残っています。
フランスのものではないから購入されなかった方も、状態もよろしいですので、ぜひ今一度ご覧いただけたらと思います。


こちらのドラジョワーと呼ばれるタイプのドラジェやお菓子をいれるための深さのある器、cこちらもポントシューです。
こちらは売り切れています。





まだまだ謎が多いファイアンスフィーヌの世界ですが、引き続き良い研究を期待しております。

資料お見せできないのは残念ですが、コピー禁止ですので仕方ありません。
こちらに載せている写真も勝手にご使用なさらないようお願いします。
ブログのURLを拡散、または宣伝してくださるのは大歓迎です。