2022年4月11日月曜日

ボルドー窯 David Johnston ダヴィッドジョンストン クリーム色の食器3点

19世紀中頃のダヴィッドジョンストンのファイアンスたちは、イギリスのクリームウェアの影響を大に受けた作りです。


デイジーレリーフやどんぐりの見られるオークの葉レリーフなど、とってもイギリス的です。
またクリーム色の素地もイギリスのクリームウェアならではの色合いです。


イギリス人陶芸家達による、フランス製のクリームウェアです。
フランスではファイアンスフィーヌと呼ばれています。


この時代のものですので、なかなか完品には出会えません。
180年近くの年月が経っているものとして扱ってくださる方へ、もらっていただけたらいいなと思っております。

詳細はUP後のグルニエイデコのオンラインショップでご確認くださいませ🙏



ティーポットは蓋がありません。
状態などから実用は難しいですが、金継ぎしたりこの状態で気に入ってくださる方へ。


それにしても美しいデザインですね。
日本の鉄瓶を思わせるようなフォルムです。




最後はクレミエ。
小さなミルク用ポットです。

美しいフォルムとどんぐりのレリーフが可愛いお品です。




イギリスから700人もの陶芸家を連れてきたアイルランド移民のダヴィッド・ジョンストン、
ボルドー窯にイギリスのデザインを持ち込んでくれたお方です。
特に、1834-1845年の間とたいへん短い期間の窯になります。
かなりのやり手さんだったようで、早い時期にフランス人に帰化しており、窯が終わる前からボルドー市の市長さんにまで上がります。
窯の方はそれまでのイギリススタイルに人気がなくなり、後継者となるジュール・ヴィエイヤールを技術者として迎えます。(wikiより)

ジュールヴィエイヤール時代も期間は短く、20世紀を目前にして息子さんの時代に閉鎖されてしまいます。
いずれにしても、大変貴重なお品です。

クレイユエモントロー窯に比べると生産数の少ない窯です。 

大切にしてくださる方へ。


以上のお品ものは間もなくグルニエイデコのオンラインショップで販売いたします。


オーナー☆イデコ

https://grenierideco.com