ランベルヴィレー窯の食器たちが作られていた場所で、1730年代から存在していた窯で、1866年に閉鎖されたようです。
19世紀半ばに作られていたのがこちらのお皿。
こちらも25日からの展示となります。
後ろに脚みたいな部分が付いてくっきりしていますね。
19世紀らしく技術が進んでいるのが分かります。
そして、ここからご紹介するのが18世紀のランベルヴィレー窯のお品たち。
と言っても2点だけです。
耳付きブイヨンボウル。
このお花のレリーフと仕切りがランベルヴィレーらしいところなのではないかと思います。
お花のレリーフだけでは区別がつかない場合が多いのですが、仕切りがあって、そういえばお花の形もなんだか丸みを帯びている、と気が付くようになりました。
形あるものはお皿に比べて数が大変少ないのです。
内側に貫通したヒビが2か所見えていますでしょうか。
金継などして修理してくださる方へ♪
どうぞ割れずに届いてくれますように。。。👐
耳のレリーフも可愛いですね、お花付いています♪
状態のアップ
底に見られるヒビも裏に貫通しています。
ガイド本から。
18世紀のランベルヴィレー窯のお皿というと、柄が付いているものが有名で、このようにお花とか、中国人の姿が描かれたものが作られていたようです。
そして、下のような柄の無いもの。
当時は柄のあるものの方が価値があり、今でもフランスでは柄のあるものが貴重がられます。
でも、柄ない方が美しいと思う私たちにとっては、手に入れられるチャンスが増え好都合ですね。(笑)
やっぱりこちらの方が素敵❣
古いものですので、素地や釉薬にムラが見られるのは普通なんですが、フランス革命前のものと考えるとかなり状態がよろしいのではないでしょうか。
カケは1か所見られます。
表面には製造時にできた貫通していない亀裂なども。
ランベルヴィレーのレリーフはなんとなく分かるようになりましたね❣
いずれも貴重ですが、とっても素敵なお品たちです♪
☆☆☆
- L'Avent・・・ avant NOEL -
アドヴェント クリスマスを待ちながら・・・
☆
2017/11/23-26
Merci 💕