当時のデザート、カスタードクリームや生クリーム、シャーベットなどを使ったデザートを盛り付ける用のカップで、クリーム系のデザートが多かったことから、Pot a cremeポ・ア・クレームと呼ばれる小さなカップです。
蓋がプレーンなタイプですが、このセットで仕入れておりますので、蓋も含めてポントシューで間違いないとは思います。
ただ18世紀のクリームウェアの影響を受けているフランスの窯は他にもあり、お花のレリーフがそっくりだったりして判別が大変難しいのは事実です。
4面お見せします。
今回は1個しかありませんので、詳しく。
蓋のつまみは蕾か果物か、可愛くちょこんと乗っかっています。
シミなどは見られるのですが、状態はかなり良い方だともいます。
なんと言っても18世紀のマニュファクチュールの陶器と言えば、王族や貴族しか使えなかったものです。
ポントシュー窯が閉鎖した年は1788年で、フランス革命が勃発した年の1年後ですから、いくつものポントシュー窯の食器たちが壊されてしまったことでしょう。
そんな革命を乗り越えて、子孫たちにまたはコレクショナーたちに大切にされてきたものたちは本当に貴重なものだと思います。
思いませんか?
思いますよね。
笑
簡単にポントシュー、ポントシューって一言でポンと売るのは気が引けます。
18世紀のものは普段使いにはもったいないですが、たまにカップボードから引っ張り出して、ちょっと使って見るなんていうのは私も良いなぁと思います。
決してガンガンお使いになれるものではありませんので、あらかじめお伝えしておきます。
シミとか製造時からあったようなキズなど。
はありますが、本当に状態が良いと言ってよいものだと思います。
レリーフの詳細です。
この美しいお花のレリーフが。。。
美しいレリーフが。。。
悩みの種なんですよね~。
ポントシューなのか、ソーなのか、サンクレモンなのか❣
いずれにしても素晴らしいお品です。
私のデジカメでは良さが伝えきれません。m(_ _)m
今年中にニコンのミラーレスを買いたいなぁと思っているところです。
美しい逸品でございます。
笑
急にお言葉遣いも、お上品にしてみたりするオーナー☆イデコでございます。
そして、米粒レリーフのポントシュー。
これはさすがにポントシューで間違いがないと思います。
カップ&ソーサーが2客とカップのみが2点。
状態の良いものは1点だけです。
でも、ここまで残っていてくれたことに感謝と思ってくださる方に、もらっていただけたら本当に嬉しいなぁと思います。
仕入れ値が半端なくお高かったのですが、もうこれ以上できませんというお値段にはさせて頂きます。
トレンブルーズと言うタイプのカップ&ソーサーから。
カップには大きなヒビが見られます。
内側はきれいです。
ヒビはほぼ上から下まで。
でもこれでも残っていてくれて、本当にありがとうなんですよ。
金継とかして大切にしてくださる方へ。
トレンブルーズという名前は、カップが揺れても大丈夫なように支えが付いているソーサーの名前のようです。
なくても大丈夫な気はしますが、当時はこれが付いていて安心しながらお茶してのでしょうかね。(笑)
私なら逆にカップ倒してしまいそう。
(カップのヒビは私の仕業ではなく仕入れたときにはあったものです。念のため(笑))
トレンブルーズのソーサーにもうっすらとヒビがあります。
このタイプのカップ&ソーサーは18世紀までしか存在しなかったのではないかと思います。
とても貴重なトレンブルーズのカップ&ソーサーです。
そして、もう一つのカップ&ソーサーは、
それが、良い状態なんですよーーー❣
オホホ。
これは手放すのがもったいない。
でも大切にしてくださる方のもとへお嫁に行ってくれたら、オーナーも嬉しいです。
どうか、
無事に日本まで到着してくれますように~~~👐
そしてカップのみが2点。
両方ともフチに難が見られます。
上はフチに大き目のカケ。
金継などで修理してくださる方へ♪
もう一個も大き目のカケが2か所フチに見られます。
修理して、またはこのままの状態で気に入ってくださる方へ。
こちらに一緒にご紹介させていただきますが、他にイギリスのクリームウェアのデイジーレリーフのミルクポット、
この角度からはきれいに見えますが、
フチに大き目のカケ。
クリームウェアの名前にふさわしく本当にクリームイエローです。
デイジーレリーフが可愛いお品です♪
そして、19世紀初期のシャンティイ窯のワニの蓋つきシュクリエもあります。
ワニって、珍しいですよね。
ワニって。。。
なぜワニなのかは分かりませんが、ウェッジウッドの影響が見られるシャンティイ窯の素敵なお品です。
いずれもダメージはありますが、
いずれも大変貴重なものです。
特にワニは大変珍しいです。
今後出てこないと思います。
おさらい。
クリームカップ。
下のお皿もポントシューではないかと思うのですが、もう少し見てみます。
米粒レリーフのポントシューのカップ&ソーサーたち。
18世紀の陶器たち特集、まだご紹介続きます♪
以上のお品ものたちは11/25(土)と26(日)の2日間、喫茶ぎゃらりーりんごやさんで、実際に見ていただけます。
その前には展示しませんのでよろしくお願いいたします。
また、18世紀の陶器たちは高額なものが多いです。
クレジットカードは基本的に受け付けておりませんので、なにとぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
残ったものはオンラインに載せますので、東京までいらっしゃれない方も26日の夜オンラインショップをみにいらしてくださいね❣
展示会用にオンライン整理券を配布する予定です。
11/13夜8時からの予定ですが、改めてブログの方でご案内させていただきます。
☆☆☆
- L'Avent・・・ avant NOEL -
アドヴェント クリスマスを待ちながら・・・
☆
Merci 💕
追記:2024/8月
表記を一部直してあります。
Pot a cremeの事、クリームポットと言っていましたが、Google翻訳を信じていた当時の私がそう書いていました😱
フランス語でポアクレーム、英語だとカスタードカップが妥当でしょう。
混乱させてしまい、申し訳ありません🙇♀
私の書いてること引用すれば楽だというのはわかりますが、、、こちらも困ります。
皆様(業者様)も買付元のフランス人に質問したり、ご自身で調べてみてくださいね。
そうすればこのような間違いが広がらなくて済みます。
よろしくお願い致します🙏
本当に🙏