2024年10月23日水曜日

イタリア18世紀のスーピエール、ムスティエ、アスパラ皿など♪

 次回更新予定のお品ものです。

最近、こういった18世紀の白釉陶器は日本ではなくアメリカオーストラリアの方に人気があります。

大きいからなのか、日本ではもう十分に皆さんのところに行き渡っているからなのか、それとも流行なのか分かりませんが、売れなかったらすぐ海外の方向けのサイトに載せる予定ですw

この雰囲気はやっぱり個人的に好きです。
実用かつ新品みたいなアンティークを求めている日本または近隣諸国の方には、興味がないかもしれませんが、多くの海外の方も翻訳機使いながら見ていただいているようですので、きちんと書いていきたいと思います!

早速そう言ったものの、なぜか写真をいっぺんにダウンロードすると逆の順番で表示されてしまうのですがw
この順番直しているのがとっても時間がかかりますので、このままでご紹介してまいります🙏

1番のおすすめは、一番最後になってしまった18世紀イタリアのスーピエールです。
最後までご覧ください♪

キュノワールのオーバルプレートです。

裏のキュが、黒に近く綺麗な焦茶色です。

昔のヒビの修理法アグラフの跡が見られます。
これ、結構頑丈なんですよね。
実用には向かないと思いますが、簡単に割れはしないと思います。


どうやって、このようなホチキスみたいな止め方ができるのか、気になるところです。

フランス北部らしく、白釉の部分も寒色系で、お花の絵付けとリムの飾りに描かれた模様も渋いお色です。

撮影やディスプレイなどに絵になるお品です。


続いては南仏陶器の黄釉が素敵なアプト窯のお品です。
ツルツルたまごのようなお皿、
ラインが入っています。
アプトのプレートはなぜか仕入れ値も高いのですが、ライン入っていても貴重だとは思います。




アプトのアンティークも年々手に入りにくくなっています。

こちらは、見ての通りのムスティエの大型プレートです。

大きなものは、もうそろそろやめたいと思いながら、あると仕入れてしまう。
病気ですね。
アンティーク病w


バッテンのサインも入っています。

ぽってり

ぽってり

下地の赤土(テラコッタ)が透けて温かみのある白になっています。


そして、白釉のアスパラ皿!
アスパラ皿はとってもフランスらしいですが、いつ頃のものなのかは不明です。
でもこのぽってり白釉とこの無骨な作りといい、結構古いのではないでしょうか。

状態はイマイチですが、気に入ってくださる方へ。
なかなかない、というか初めて見た白釉のアスパラプレートです。

ぽってり素敵です。


18世紀のムスティエのデザートカップ。
ポアクレーム。

なかなか良い状態だと思いませんか。


蓋が付いています。
色合いがちょっと違うのは、作り手が一緒の職人ではない可能性があること、蓋は蓋だけの窯、本体は本体で別々に焼かれているかもしれないことなどが想像でき、よくあることなのですが、
気になさらない方へ。


蓋にチップありますが、古いものとしては保存状態がよろしいです。

そして、テラコッタに白釉のジャムポット。

こちらは大変状態が良いです。


大きめのスーピエール。
素敵なレリーフ装飾です。

蓋にはお花と果物、

持ち手のレリーフがまた素敵です。
こんなに平らな持ち手ですが、意外とあると引っ掛かりがあって持ちやすいw
さすがだなと思います。

18世紀イタリアのマルケ地方のものと聞いています。
イタリア人の業者さんから仕入れていますので、間違いはないのでしょう。
この静物画みたいな装飾といい、サイドのレリーフといい、とても古典的なイタリアの装飾だなと思います。


持ち手のアップも素敵なのでご覧ください。


詳細はオンラインショップでご覧いただきたいと思います。
ラインやチップなど18世紀の陶器ならではの風化が見られます。


こんなに美しい佇まいは滅多にないと思います。

レリーフ素敵ですよね!

まもなく更新予定です。

どうぞお楽しみに💓


詳細はUP後のオンラインショップでご覧くださいませ🙏




☆☆☆





※ 今までも一部刻印などの写真には付けていましたが、今後ほぼ全部の写真に@grenieridecoの文字が入ります。
透明な文字ですが、多少写真が見ずらいことがあると思います。
詐欺サイトが増えてきており、うちの写真も勝手に使われているのを見てしまったりしていますので、犯罪防止の為ご了承ください。
偽サイトにはくれぐれもご注意を!!!


引き続き。。。

航空便の運行状況などの影響でお荷物の到着が遅くなってしまう場合があるかもしれません。

フランスから発送して商品が到着するまでに1ヶ月、またはそれ以上かかってしまう場合も出てくるかもしれません。

そうでなければ、お支払い完了後、早くて2週間程でお受取りいただけると思います。

お急ぎの方はパスされてください🙏

それでも構わないとおっしゃっていただける方に、お買い上げいただければと思います。m(_ _)m

よろしくお願いいたします。


グルニエイデコのオンラインショップ

https://grenierideco.com

オーナー☆イデコ😊


PS : 最近、インスタに絞ってブログ辞めたら楽かなって思いますが、逆にブログの方が楽なのか、模索中です。

何か良いアドバイス、またはご希望があれば教えてください💝




2024年8月14日水曜日

ポントシューやロレーヌ地方の18世紀のファイアンスフィーヌ特集 2024/9/8

 ギャルリーイデコからポントシューをはじめとする18世紀の珍しい白いファイアンスフィーヌの食器たちをご紹介します。

※18世紀のものは実用には向きません🙏
また高価なものばかりです。
大切にしてくださる方へ🙏



イデコ店長のコレクションも少しづつお譲りしていかないとと思って、今回もできるだけお持ちします♪



ポントシュー米粒レリーフのオーバル皿。
大型です。



リュネビルやソーなどのポントシューと同じくらいの年代のオーバル皿。
お花のレリーフです♪



おそらくルクセンブルグのセットフォーンテーヌ(言い方が違いますが、ボッホ・ルクセンブルグ窯)

ヒビあったり、蓋が微妙に浮きがちです。
少し小さめのテリーヌになります♪

ショコラティエール。
ショコラポットです。
ココア用のポットですが、レリーフの柄が違う2点をご紹介します。

左はセットフォンテーヌと聞いていますが、はっきりした事が分かっていません。
右の方はおそらくリュネビルやランベルヴィレーなどのロレーヌ地方のものになると思います。
左の方は、米粒か麦粒レリーフとお花のレリーフの両方が施されていて、大変めずらしいです♪


シュクリエ。
ランベルヴィレーかリュネビル。
やはりロレーヌ地方ではないかと思います。

オーバル形です。


ポントシュー米粒レリーフのシュクリエ

小さなレードルも。
窯不明。
何用だったのでしょうか、お玉と言うには大変小さいです♪

もう一つレードル。
ひし形の方はイギリスっぽい気がします♪


カップ&ソーサー
デミタスカップと言うには多少大きく、現代のコーヒーカップよりは少し小さい気がします。
モカなどの濃いコーヒーを飲むためのカップだったのではないでしょうか。


ポントシューのカップ&ソーサーは、
シュクリエと同じ米粒、同じ色合いで白に近いです。
オフホワイトという表現が近いでしょうか。
実物をご覧いただけると一番良いのですが🙏


ランベルヴィレーのカップ&ソーサーは、やはりロレーヌ地方のシュクリエと同じ色合い、柄も近いです。
お色はアイボリー。


ショコラティエールはこのカップ&ソーサーに柄が近く、ランベルヴィレーであろう事が想像できます。

ここには一部しかないですが、
どんなに素敵なセットだったのでしょうか!!


手で彩色が施されたカップ&ソーサーは1点。
ランベルヴィレーかリュネビルでしょうか。

おそらく下地がテラコッタで表面は白い釉薬ではないかと思います。
白い素地に透明釉薬のファイアンスフィーヌとは違いファイアンスと呼ばれるものですが、このようなタイプも作られていたという貴重なお品です。




小さなポ・ア・クレームは2点。
お花のレリーフが可愛いお品です。
18世紀終わりごろか19世紀はじめのロレーヌ地方のもの。


これまた可愛い😂
米粒に近いですが、専門家の方によれば、麦粒になるそうで、ポントシューの米粒とはちょっと違うんですね。
その専門家の方もフランスでも1人か2人くらいしかいないのではないかと思うくらいに情報が少ないです。
おそらくロレーヌ地方のファイアンスフィーヌです。

そうそう、ポ・ア・クレームは、デザート用のカップです。
カスタードクリーム、生クリーム、ムース、シャーベットなどクリーム系のデザート用のカップだった為で、私自身が以前にブログでクリームポットと言っていたようですが、英語で言うならカスタードカップになります。
(カスタードクリーム用だからカスタードだと思います)
クリームポットだと、ミルクやコーヒー用のクリーム用のクレミエを想像する方がフランスでは多いと思います。
今頃になりますが、混乱させてしまい申し訳ありませんでした🙇‍♀
(皆さんもっとご自身で調べたり売り手の方に質問してください!!ご自身の言葉を使ってくださると間違いが広がらなくて助かります🙏店長の負担が大きすぎます😅)

また、ポ・ア・クレームに戻りますがこの形でグレービーソース用に使われていたこともあるようです。


話しそれました、すみません。

19世紀ランベルヴィレーのデザート皿は、状態がよくありません。
オンラインショップのみでの販売予定です。

その他のプレートは、こちら

今回のプレートたちは、

18世紀珍しいタイプのお花のレリーフプレート

このブログを書いている時点では、詳細がまだ分かっていません。
なにか分かることがあれば、後ほど追加したいと思います。

他のものと比べてクリーム色が強いお花のレリーフプレート。
これも18世紀のファイアンスフィーヌですが、窯は不明です。
当たり前かのようになっていますが、ポントシュート聞いてはいます。

ロレーヌ地方のマニュファクチュールでしょうか。


こちらは、ボッホ・ルクセンブルグ
18世紀終わりから19世紀はじめのものになるでしょう。

ほぼ真っ白に近いです。

ポントシューかロレーヌ地方のファイアンスフィーヌプレート

2枚似たようなプレートをご用意しています。

こちら2枚目。
少しだけ大きさが違います。

このタイプは綺麗ですよね〜✨

18世紀のランベルヴィレー窯のプレート

18世紀のプレートは24cm前後のものが多く、重ねてもほぼ同じ大きさです。
いろいろと集めてみたくなります♪

それから、、、
ファイアンスフィーヌといえば、イギリスのクリームウェアがお手本になっています。
こちらはイギリスのクリームウェアになります。

パニエ風のコルベイユに美しい装飾の持ち手が付いたお品です。



どうぞお楽しみに💓



※ フライヤーを焦って作ってしまったため、お持ちしないものまで写真の中に入ってしまっています🙏
(中央のマリエの飾りと右側のテリーヌはお持ちしません🙏
マリエの飾りは秋の予定で用意していましたが、残暑であろう中これは、、、と思ったのと、テリーヌは内側のシミ取りにチャレンジしてからご紹介しようと思い、今回はやめております。)





日時:9月8日(日) 12:00-17:30
整理番号をお持ちでない場合は14:00以降にいらしてください🙏
会場:東京 SOOO dramatic




日時:9月8日(日) 21:00



皆様にお会いできるのを楽しみにしております❣


プレビュータイムや整理番号配布のお知らせは8/20頃を予定しております🌻
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