2015年1月31日土曜日

フランスアンティーク アールヌーボー調 カトラリーセット BOULENGER / ブーランジェ シルバープレート37本

1810年創業の銀食器メーカーのブーランジェ社のカトラリーセットをご紹介いたします。

 ブーランジェと言ってもパン屋ではありません。
BOULENGERというフランス人の名字から来ています。
(ちなみにパン屋はBOULANGER♪)

アールヌーボーのデザインで1900年頃のお品になります。

 内容は、レードル、フォーク、スプーン、デザートスプーンのセットになります。

 裏にはBとCのモノグラム(イニシャル)が刻まれています。
Bで始まるお名前の方と、Cで始まるお名前の方お二人が結婚する際に持たされたかプレゼントされたものでしょう。
こういった高級なものは、そんな人生の中での大きなお祝い事がない限りいただけませんよね。
うらやましい♡

強化に優れたシルバープレート製ですから、どんどん使っていただけます。
また状態も全体的に良いと言えるでしょう。
中には風化が進んでいるものもあります。

 刻印はBOULENGERとブーランジェ社の名前。

それでは全セット、ご紹介していきましょう。

 まずはディナー用スプーンから。
スープをメインとして使われる大きめのスプーンです。
12本。

 使用されてきたものですから、細かなキズが見られます。

未使用でない限り、アンティークのシルバープレートのカトラリーには普通に見られるものです。

 このフワフワっと緩やかな美しい曲線がアールヌーボーの特徴。
美しいですね。
お花がモチーフになっています。

 ディナースプーンの裏側。

 裏にモノグラムが入っています。
美しい曲線で表現されたお花の下にB&C♡

 こちらはディナーフォーク。
12本。
サイズは下に印てありますので、後ほどご確認くださいませ。

 フォークの方がスプーンに比べると少し使用感が出ています。


 少し深めのキズなど。
鋭いキズではありませんので、この程度なら全然お使いいただけます。


 黒ずみなど。

 フォークの裏の様子です。
やはりB&Cのモノグラムが刻まれています。


比較的風化が見られやすいフォークの先端部分のアップです。

キズやシルバーの剥がれが少し見られます。
ですが、全部のフォークではなく一部のフォークになります。
きっとフランス人ご夫婦に普段から使われてきたものなのでしょう。 

 それでも大切にされてきた方だと思います。
これも、フランスならばまだまだ使える範囲。
レストランでもこんなシルバーの剥がれたフォークに出くわすことがあります。
ビストロならばステンレス製のカトラリーが多いでしょうし、星が付いているようなレストランではこのような状態のカトラリーは出てこないでしょう。
田舎のオーベルジュやそこそこのレストランでは見られると思います。

また知り合いの家などでも見られます。笑

 フォークの先端。


 先端が傷つきやすいのは、お食事の際にナイフも使うからでしょうね。
このフォークはキズが多めのものになり、他のものはキズが少ないものも多いです。
この程度ならば、フランスなら「普通に」使われるもののように思います。


 そして次は、小さめのスプーン。
デザート用でも、コーヒー用でも、お好きに。





 デザートスプーンの裏の様子。



 山の天辺も銀の剥がれは特に目立ったものは見られず、良い状態ですね。


 細かなキズは普通に見られます。



 箱入りです。
イエローのサテンの生地で覆われたフタ部分と。


 カトラリーを収める本体部分は、淡いイエローのベルベットです。
やさしく収納できますね。


 ベルベットの生地の間には銀食器の黒ずみの跡。


 最後は、レードル(お玉)です。


 これも裏にモノグラム。
良い状態です。





 お玉とスープ用スプーンがあるというのは、1960年頃まではよくスープが飲まれていたからなんでしょうね。
今でもおばあちゃんの家に行くとまずスープが出てきます。(*^^*)



と、ここでちょっと行けていないところをお見せしなければなりません。

フタと本体のつなぎ目は切れてしまっております。(*'ω'*)



 メインはシルバープレートのご紹介ですが、箱も大切だとおっしゃいますお客様にはおすすめができません。。。m(__)m



 現代の食器に合わせていただいてももちろん良いですよ。
でも私はアンティークの食器と♪













 隅々まで美しいデザイン。


 モノグラムも素敵に♡



 詳細をご覧ください。




洋食の際に普段からお使いいただいても結構ですし、お客様をたくさん呼ばれた際に、素敵なカトラリーでお迎えなんて素敵ですね。
大げさに思われるかもしれませんが、普段のカレーやパスタでもいいんですよ!
どんどん使ってみてくださいね。





お手入れは:
食器洗浄機は避けた方がよいとは思いますが、うちはお客様がたくさんいらっしゃった後には食洗器に入れています。(^^;)
なんせ12セットを洗うの大変ですので。
この商品はうちでは使っておりません。

銀食器用の磨き粉(磨き粉と言ってもクリーム)で、磨くともっときれいになると思います。








☆☆☆☆☆




完売いたしました。
MERCI♡♡♡

2014年12月21日日曜日

フランスアンティーク 18世紀のポントシュー窯のお値段

18世紀のアンティーク自体が何にしても貴重であり価値があるものなのですが、

ここでは、ポントシューを例にとってお話しいたしますね。

アイボリー色のとろりとした釉薬に、美しいお花や米粒のレリーフが美しいお皿。
素敵!と思われる方は多いと思います。
欲しい!と思われる方も多いと思います。

これですね。(*´▽`*) わあ素敵。

ただ、お値段がお高くてもしくは状態が新品みたいではないから断念される方も多いのではないかと思います。
新品みたいなものは滅多に存在しないのが普通です。
だってアンティークですから。笑
キズものでも高いんです。

そして、まだあまり知られていない事もあると思います。
そこでご参考になるようなお話を。
(もうイデコまたうんちくたれて、うるさい!と言われそうですが。)


ポントシューのお皿はフランス革命前のものです。
フランスがまだ王国だった1760年前後のお皿なんです。
250年以上も前のお皿ですよ。

クリスティーズのサイトで2002年のオークションの結果を見つけました。
http://www.christies.com/lotfinder/lot/seize-assiettes-en-faience-fine-blanche-circa-3950269-details.aspx?pos=1&intObjectID=3950269&sid=&page=5&lid=1

ここにポントシュー窯の食器が並んでいる写真があります。
ハンマープライス(落札価格)が4,465ユーロです。
そして、推定価格が500~800ユーロ。
始まりはきっと500ユーロからだったのでしょうか。
それにも驚きですが、落札価格の上がり方にもビックリです。

500ユーロから開始ってお安いとお思いでしょう?
確かにそれでは安すぎると私も思います。
しかしながら、この金額は写真に載っている全部の食器の金額ではありません!

お皿16枚だけのお値段なんです。
(ちょっと太文字にしてみましたが、いやらしいのでやっぱり辞めました。笑)
SEIZE ASSIETTESとちゃんと記載されていますね。

推定金額がやけにお安いのが気にはなりますが、落札価格の金額ったら逆にお高すぎます。
1枚のお皿のお値段が280ユーロ程になるんですから!
日本円ならば1枚4万円ほどと言った感じでしょう。
それプラス、イギリスからの送料も考えるとかなりのお値段ですねやっぱり。
クレイユモントローのお皿のお値段とは格段違います。
高くて当たり前なんです。

(引き続きクリスティーズのサイトの写真を見ながら読んでください)
中央にスーピエールのようなふた付の器がありますね。
これ、テリーヌの器とされています。
貴族のものですから、スープなんて貧しいお食事ではなく、豪華にテリーヌなんですね。笑
こちらの落札価格は12,925ユーロ。( ̄▽ ̄)
2014年末のレートで約1880000円ほどです。。。
百八十八万円ほどです。笑
それにしてもこれはちょっと高い例だとは思いますが。。。

持ち主だったのは、フランス人(ペリゴール)のタレイランド公爵。
タレイランド家は何代にも継承されていて、いつの時代のタレイランド家のものかは分かりませんが、いずれにしても公爵か伯爵の称号が付いています。
貴族の持ち主だったのですね。

ポントシュー窯の食器だけではなく、18世紀の陶器はとても貴重なんです。
1789年フランス革命の際には、王族、貴族、そしてカトリックの教会の調度品までが壊されてしまいました。
こんなに割れやすい高級ファイヤンスですから、きっとたくさんのポントシューの食器が壊されてしまったのではないでしょうか。

欠けやヒビがあっても普通の事なんです。
アンティークですから。
決して使いやすいものではありませんし、個人的にはコレクションとしてお楽しみいただきたいと思います。
使うならばたまにね。(*^^*)


そして、お願いです!
割れても捨てないでください。
大変貴重なお品物です。

どうぞ、金繕い、金継ぎなどの修理はいまキットまで売っていますからご自身でもチャレンジできるはずです。
そして、セラミック用の接着剤も売っています。
失敗なくきれいに仕上げたい場合は、プロの陶器修理屋さんに頼んでください。
それをお仕事にしていらっしゃる方も存在します。

自分でもできない、プロに頼むのは高すぎる。
とおっしゃるならば、割れてままでも結構です。
保管しておいてください。
イデコの切なる思いです。

割れたから、と捨ててしまうのは本当に悲しい事だと思います。
250年生きてきて、遠い日本に渡り、簡単に捨てられてしまう事があって良いものでしょうか。

うるさいですね、すみません。笑
ここでやめておきます。

見るのはタダですから、また写真載せておきますね。

これ、本当にとても良い状態の方だと思います!

やっぱり、素敵ですね♡




※ ところで、イデコの書いている事は間違っている事もあると思います。
決してコピペして簡単に同じことを語らないようにお願いいたします。
イデコが言ってたよ、なら分かりますが。
ブログやご自身のサイトなどで引用されたい方は、是非ご一報くださいね。
ご説明させていただきたい事がございますので。笑
うるせーな、イデコ。
と聞こえてきそうな。笑


よろしくお願いいたします。m(__)m

ギャルリーイデコ
オーナー☆イデコ



19世紀 フランス キュノワール Cul Noir うさぎのテリーヌ 販売中♪

面白い形ですね。

先に申しあげておきますが、ヒビが3か所とそれを修理したアグラフの跡が見られます。
アグラフとはデコレーターが使うガンタッカーのようなもので留める技術なのですが、ホッチキスみたいに留めてある修理法です。
この修理方法も今では見られません。
ある意味貴重な記録としてご覧いただけると良いかもしれません。

 ふた付きのテリーヌ容器です。
サイドから。

 別のサイドから。
両サイドは同じ柄で、狩猟の様子が表されており、鹿だと思いますが犬に追いかけられております。
この狩猟の柄は伝統的な柄で、王族や貴族の室内装飾や食器などによく使われていました。

 ふたの部分がウサギちゃんの形なんです。
リアルなとても渋いうさぎです。

 内部。
フタは極めて良い状態です。
本体の方にヒビが3か所見られます。
貫入から入ったヒビと思われます。

 うさぎのレリーフと本体の裏の様子。
本体裏の下少し左の方にカケが1か所見られます。

 アグラフはサイドに見られます。
うまい具合に上の方の目立たない場所と左のアグラフより下の方にも打ってあります。
そのヒビをたどって下の方を見ると、貫入の大きさが感じ取れると思います。
途中で止まっております。
こんな修理方法、逆に陶器を割ってしまいそうですが、なかなか丈夫なんですよ。
不思議。


 刻印の数字「2」がさかさまになっているのですが、上の写真を正面に見て「2」の上で止まっています。


こちらの写真の方が分かりやすいでしょうか。
「2」の下で止まっているようです。

 逆サイドにもアグラフが見られます。


 やはり貫通したヒビのアップの写真です。


 アグラフ処理がされているので、ぐらつきとかはありませんが、補強された方が良いと思います。

 裏は焦げ付きで黒くなった跡など。

 横から。
キュノワらしいこげ茶の美しい釉薬と白い釉薬の境目がまた渋い雰囲気です。

 逆のサイドから。
ツヤツヤですよ。

 とても味のあるうさぎちゃん。

 うさぎをテリーヌにしていたのでしょうか。。。

 もう一度内側の写真です。

右上は一番小さめ、右の下が3つの中では一番長めに入ったヒビで底まで届いています。
右の上と左のヒビは横で留まっています。











最後の写真は黒っぽく写っておりますが、お色は一番初めの方の写真が実物に近いお色になります。

ヒビはあるものの、輝きの素晴らしい美しいお品です。


☆☆☆☆☆



こちらからご購入できます♪
http://ideco.ocnk.net/product/3922


オーナー☆イデコ


2014年12月19日金曜日

ゆっくりと進めさせていただくために

変更事項でございます。

まだまだギャルリーイデコの存在は知られておらず、静かに進めて行くつもりでございました。
ユルユル仕事をさせていただくのが怠け者の私にとっては大変ありがたく。
そして本当はたくさんの方に、特にアンティークをあまり知らない方にも知っていただければという思いもあったのです。

ゆっくり進めて行かせていただきますためには、早いもの順のシステムを辞めようと思います。
グルニエイデコの方では商品数も多いので、早い順で大変ありがたいのですが、こちらの貴重な1点もののご紹介で、いきなり「完売」だとがっかりされる方が多い気がいたします。
しばらく眺めながら夢をみていただけるよう、ご購入者様決定までの有余を設けさせていただきたいと思います。
いつもお世話になっていらっしゃる方には、本当にお世話になりっぱなしで、感謝がしきれません。
皆様にも有余を持っていただき、ゆっくりとした時間の中でお付き合いいただけたらと思います。
これからは焦らなくても大丈夫ですよ。(*^^*)
そしてこの時間の有余に関してご理解をいただけたら大変ありがたいです。

と、いう事で。
ブログ掲載から1か月の有余をいただき、ご希望者様がその間に複数に達しました場合には「抽選」という形にさせていただきたいと思います。

なかなか初めの一歩が踏み出せないでいらっしゃる方にも、アンティークの魅力を知っていただきたい。
そして、ギャルリーイデコの方では特に貴重なお品ものばかりをご紹介させていただきます。
アンティークをよくご存じない方にも1点ものを人生のうちに一つだけでもお持ちいただけるよう、そんな願いでございます。


もちろんいつもお世話になっておりますお客様にはいつも通りの対応をさせていただきます。
引き続きご遠慮なくなんなりとお申し付けくださいね。
皆様からの便りが嬉しいイデコです。(*'ω'*)



ヤドリギのリース、ちょっと失敗でしたが不器用な感じもかわいいかも?

オーナー☆イデコ