白と言っても素敵なアイボリー色です。
(サルグミンヌの花リムなどのお色に近いといったら分かりやすいでしょうか。
真っ白ではありません。)
約3年半ぶりです。
でも、前回のような良い状態ではありません。。。
アンティークのサガ的な風化が見られるお品になります。
ご覧の通り、大きなヒビが中央に見られる2枚です。
いずれもきっと同時に落とされたか何かしたのでしょうか。
2枚一緒に仲良しさんで♪
ヒビが入っていても、使われ続けていた痕跡が見られます。
これだけ愛されていたならお皿も嬉しいでしょうけれど。
☆☆☆
< リボンとお花のガーランド 白いレリーフ皿 難あり #1 >
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レリーフの詳細からご覧ください。
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リボンとお花のガーランドで類16世スタイルのレリーフです。
可愛いですね♪
ルイ16世スタイルと言っても、ルイ16世が好きだったスタイルではなく、もしろんお妃さまマリーアントワネットが好きだったスタイルです。
野に咲くお花やリボン、贅沢三昧だったマリーアントワネットは田舎の生活にあこがれ、こんな可愛いデザインが好きだったのですね。
って、言うと紛らわしいですがルイ16世時代の17世紀のものではありません。
実は相変わらず窯が分かっておらず、もしかしたらイギリスのものかもしれないし、もしかしたらセットフォンテーヌ窯かもしれないし、もしかしたらドイツのマニュファクチュールの窯かもしれません。
フランスである可能性が結構低いお品です。
19世紀のファイアンスフィーヌという事で聞いております。
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表面には浅めのカトラリーのキズやスレが一部見られます。
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キズやスレのアップ。
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それよりも気になるのがヒビですよね。
中央に貫通したヒビは11.5㎝程の長さ、そしてフチにも貫通したヒビが3か所ほどと、裏にアクシデントの跡などがある、とても使い古されたお品です。
その他フチ裏にカケなども見られます。。
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中央のヒビは脚が付いているおかげで割れなかった気がします。
その他にもアクシデントの跡が裏にあります。
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ヒビや窯キズなど。
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裏のチップやシミなど。
裏側にあるチップは表からは見えにくいのがほとんどで、2か所ほどが表に見えます。
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裏のチップ。
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裏のカケ。
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脚にもチップ。
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フチ裏にシミ。
表側に見えるカケ1か所とヒビ。
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ヒビ。
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ヒビ。
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素地ムラが見られる部分があります。
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カトラリーなどの金属質によるキズが見られます。
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貫入と薄いシミなど。
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下の方にカケが二つ見えています。
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作りもファイアンス作りの確立されていない痕跡で、軟質陶器ならではのゆがみなども見られます。
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古いものです。
大切にしてくださる方へ♪
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< リボンとお花のガーランド 白いレリーフ皿 難あり #2 >
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2枚目の方がいくらかダメージが少なくなります。
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レリーフの詳細からご覧ください。
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リボンとお花が可愛いですね♪
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中央に11.5㎝程の貫通したヒビ。
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スレやシミ。
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貫入とシミ。
レリーフの盛り上がった部分にキズやシミが少し。
表面はカロラリーのキズが少し見られます。
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釉薬のムラも少し。
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ヒビの裏側の様子です。
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脚にカケとシミ。
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フチ裏のカケ。
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フチ裏のシミの様子。
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歪みが少し見られます。
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キズとシミ。
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キズとシミ。
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どのくらいの間、使われてきたのでしょうか。
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ヒビが入っていても使いたかった、のか、使うのが便利だったのか。
大切にしてくださる方へ♪
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ヒビは、このままでも気にいてくださる方か、金継など修理に出してくださる方へ。。。
素敵なガーランドレリーフのお皿です♪
ねんきはいってます。
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MERCI BEAUCOUP !
オーナー☆イデコ