2015年8月26日水曜日

18世紀 イギリス クリームウェアのバスケット陶器 ふたつ

美しいフリルと刺繍のようなカットワークが素敵なクリームウェアのお品2点セットでのご紹介です。





貝のレリーフと透かしレースのようなカットワークと言い、もう恋をしている思春期の女の子のように、胸の高まりが止まりません♪

え?

その胸の高まりは、更年期障害だから、って?

笑えん。

おばさんでも恋はするのです。

お皿に。


こんな始まりじゃ、みなさん引いてしまって誰からもオファーがなかったらどうしよう。。。(・´з`・)
すみません。。。

 おふざけはやめて。
(おふざけじゃなくてポエムみたいに語りたかったんですけど、やっぱりイデコ、だめですね。ダサダサ)


それにしても、こんなに美しい、イギリスならばボウルと言うのでしょうか。
フランスならばフルーツを入れておくコンポティエやパン用のお皿に使えそうです。



 まずは小さい方からこちらの方が状態が良いものになります。

貝のモチーフのレリーフが4か所、リムは波打ったレリーフ、せり上がったリムは全体的にフリルのようなレリーフで、それだけでも素敵なのに、カットワークまで入ってとても複雑なデザインです。











 フチには細かなキズが多数見られます。



  フチには細かなキズが多数見られます。


表面にはカトラリーで付けられたキズが少し見られます。





内側の表面には釉薬を乾かす際にできたと思われる3箇所のキズがあります。
裏の欠けている部分から染みたシミがうっすらと見えています。
分かりますでしょうか。




 裏の様子です。



 脚の部分にカケが見られます。

表側のシミはここから染みたもので、
約1年前に仕入れ、その際にはもっと濃いシミだったのですが、いろいろお手入れしてここまで薄くなりました。
やはり18世紀のものですから、200年前のシミが1日で落ちるわけはないんですね。
思ったより時間がかかってしまいました。



 大きめのカケが2カ所と脚裏のフチのキズや擦れなど。



 生地、または釉薬に混入した、もしくは焼きムラによる黒い斑点。



 カットワーク部分に軽いキズなど。









2つセットでのご紹介ですので。









次は大きい方を。


 大きい方には大きめのヒビが走っております。
13-14㎝程の貫通したヒビです。

何度もお湯につけたり、ベランダに干したり、雨が降れば取り込んだりと、かなり動かしましたがそれでも割れることなくこの姿でいてくれています。





落としてしまったんでしょうかね。
かなり大きなダメージですが。
金繕いや共継ぎなど修理してくださる方、もしくはこの味のあるままインテリアの飾りにしてくださる方へ。



 表面にはやはり3か所のキズ(黒く見えている点)があります。



 表面の様子。



 裏側。



 裏側のフチにもカケが1か所あります。
表からは見えないものです。

また、製造時にできたと思われる黒い斑点、脚のカケやキズなど。



 表側表面に見られる貫入と貫入から染みたシミ。
これももっと濃いものでした。




 カットワークの部分には汚れの残りが見られます。
















☆☆☆☆☆





ご売約済みです。
MERCI♡♡♡




オーナー☆イデコ