ガラス工芸家のフランソワ・テオドール・ルグラ氏(1839-1916年)の工房で作られていた製品はどれも手の込んだ1点ものの作品のようです。
ひとつひとつが違う顔を持っていて、芸術作品と言っても良いほどの作品ばかりです。
この可憐なすみれの柄のエナメルも大変美しいもので、なにより保存状態が良いところが嬉しいです。
エナメルのスミレの柄は大変人気があり、ビスケットジャーや丸形のフラワーベースなど、どれも高値がついています。
この形のフラワーベースならば少なくとも250-300ユーロはすると思います。
ガラスは割れてしまう事も多いからなのでしょうかね。
それとも生産数が少ないからか。
更に作品としての価値が高まるわけですね。
ルグラのカタログから。
すみれシリーズのページです。
ご紹介しているフラワーベースは、このページには同じ形がありませんがラマルティヌという名の形になります。
手作りらしくダイナミックなガラスのフォルムに、エナメル加工で可憐なすみれが表現されています。
ぷっくりと盛り上がったエナメルがなんともかわいいのです。
きっと焼くたびに色も違う出来になっていたのではないでしょうか。
こんな巨匠の作品をデジカメで撮って申し訳ない気分ですが、、、苦笑。
ぷっくりした盛り上がりが分かりますでしょうか。
擦れたり、削げたりしている部分もほとんどなく、色もきれいに残っています。
内側の様子。
きれいです。
底の擦れ。
ゴールド色ですみれの周りに野に生える植物が彩色がされています。
エナメル部分のムラが少し見られます。
葉っぱもグリーンの濃淡、しかも黄緑と緑色と2色は使っていますね。
そして赤みを帯びた先端がまた素敵です♪
口径部分にもゴールド色のぼかしが施されています。
キズもあまりなく、ツヤツヤです。
内側からみたエナメルの様子。
本当にイデコの撮影技術では申し訳ないほどの素敵なお品です。
雰囲気が少しでも伝わればいいのですが、なるべく多めに写真を載せておきます♪
高さが35㎝ありますので、お花を活けるとしたら菫という訳には行きませんが、長めの茎のお花を是非活けて飾ってみてください♪
このままでも素敵なインテリアになります♡
☆☆☆☆☆
ご売約済みです。
ありがとうございました♡
ありがとうございました♡
オーナー☆イデコ