18世紀と20世紀のものを混ぜて紹介するなんて、専門家の先輩方々に怒られそうですが😅
まずは大皿2枚ご紹介します。
18世紀のポントシューと聞いております。
最初に申し上げておきたいのですが、本当のおすすめは日本でのイベントで販売したいと思っております。
他にも日本へお持ちする予定のおすすめ商品がありますので、無理せずイベントまでお待ちいただけたらと思います♪
プレビュータイムもしくはUP後のオンラインショップで良くご検討されてください。
リムの形を見る限り2枚とも同じ窯。
しっかりした作りです。
ご覧の通り、シミが多めです。
ポントシューかリュネビルなどのロレーヌ地方でしょうか。
はじっこに描かれた自然なお花たちが特徴的です。
しばしば放り投げた花と表現され、中央に描かれるブーケとは違い、いろいろな野の花が中心でブーケになっておらず、本当に投げ捨てられたかのようなお花たちです。
とても風情のある絵付けです。
そして多くに虫も一緒に描かれています。
今回はトンボ(おそらく)
汚れではありませんw
薔薇とチューリップの様子、他の艶があるところと比べて、マットになっています。
特に傷んだ形跡がないので、お色を濃いフクシア色にしたかったとか、絵付師があとから直したとか、でしょうか。
裏の窯傷に緑色で印が付けられています。
これはマルセイユだけではなく一部の18世紀のイタリアの陶器にも見られます。
19世紀か20世紀のものかもしれませんが、疑問に思うのは裏の緑色の印。
これは20世紀のもので見ることはほとんどないと思いますので、19世紀のマルセイユなのか、裏に脚がついていても18世紀のものなのか、はっきりしたことが分かっておりません。
そして最後は20世紀のヴィンテージプレート。
Wのモノグラムと王冠の装飾は、オランダのウィルヘルミナ女王が退位された1948年の記念プレート。
両方とも1948年のものです。
オランダの記念プレートというとデルフト窯のブルーの柄のものが多いと思いますが、1948年という年柄もあるのでしょうか、第二次世界大戦中にドイツ軍に占領されてしまったオランダを逃れ、イギリスに亡命し、戦後にオランダへ戻りました。
疲れ果てたウィルヘルミナ女王は娘のユリアナに王位継承したのが1948年の事です。
戦後の大変な中、デルフトの記念皿も柄のない白にしたのでしょうか。
この独特なレリーフは伝統的なデルフトの形で、17世紀のデルフトの白釉のお皿を思わせます。
直径が28cmと大きめのプレートです。
飾ったり、コレクションとして大切にしてくださる方へ。
以上気になるお品ものはありましたでしょうか。
詳細はUP後のオンラインショップでご覧ください。
引き続き。。。
不安定な世界情勢のために、航空便に遅れが出ることがまだあるかもしれません。
今のところ、フランスから発送して2週間で到着しておりますが、
商品が到着するまでに1ヶ月、またはそれ以上かかってしまう場合も出てきてしまうかもしれません。
お急ぎの方はパスされてください🙏
それでも構わないとおっしゃっていただける方に、お買い上げいただければと思います。m(_ _)m
よろしくお願いいたします😊
どうぞお楽しみに❣
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