2023年9月10日日曜日

18世紀 白いファイアンスフィーヌとクリームウェア POP−UP SHOP

コツコツ集めてきた18世紀ファイアンスフィーヌの美しい器たちのご紹介です。


POP−UP SHOP、オンラインショップ、骨董グランデでの販売予定です。
オンラインショップと骨董グランデでは、残ったものの販売という形にはなりますが、これだけ持っていくのですから、売れ残るものがあると思います。
お楽しみにお待ち下さい🙏

 

そして、全てが専門家、販売主からいつもの如く、ポントシューと言われています。

私はポントシューであろうがなかろうか気に入って仕入れています。

もはやポントシューなんて存在しなかったのか?と思うほど、本当のポントシューの器は滅多に出会えません。

私も判断が付かなくなってきています。

全部ファイアンスフィーヌと呼ばせてください😂


まずは、お花のレリーフが美しいファイアンスフィーヌのスーピエール。
もう素敵すぎて感動していますが、お値段もすごい事にはなっています。
骨董グランデまで残りそうかなとは、思っていますので、お楽しみに❣


丸ではなく少しだけオーバルなんですよ、これがまた。
非常に美しくマニフィックなスーピエールです。

はじめはテリーヌ容器かと思いファイアンスフィーヌの本を見てみたら、この手のタイプはスーピエールで良いみたいです。
王族貴族がスープなんて飲む?と思っていましたが、飲まれていたようでございます。

下のものがテリーヌ容器になります。
オーバル形のやはりお花のレリーフの蓋付きの器です。

こちらの持ち手が違うタイプは扱わせていただきましたが、ポントシューかリュネビルと言っていたと思います。

本を見直すたびに、意見がまとまらず、新しい研究結果を出された方の鑑定を見ても、まとまらず、ソー窯なのかもしれないと新しい意見にたどり着いています。
今後また専門家の方の研究により新しい意見が出てくると思います。

もうはっきり分かる日が来るのかどうか、疑問です。
18世紀のファイアンスフィーヌということでご紹介させてください。

でもですね、
このスーピエールとテリーヌには共通点があって、
持ち手と蓋のつまみの薔薇の装飾が同じなんですよね。

だからどこの窯なのって断言できないのが辛いところですが、品格のあるお品には間違いがないです。


こちらも当たり前のように、ポントシューと言われて仕入れてますが、私は知っています。
ポントシューではないことを。😂


やはり美しいお花のレリーフ。
お皿と一体になっているタイプです。
ダメージあります。


これが、また、非常に美しいお花のレリーフのブイヨンボウル。



持ち手もレリーフも本当に美しい。


ただ、ダメージあります。
大きなヒビのみられるものです。
透明な陶器用瞬間接着剤(エポキシ樹脂)で補強してあります。
だからという訳ではありませんが、18世紀の食器は実用にはもともと向きません。

詳細はイベント時かオンラインショップでご覧いただければと思います。
ダメージより美しさが勝っていると、個人的には思います。



そして、状態の良いファイアンスフィーヌのシュクリエ。
これはまた珍しいと思います。
窯不明です。


小さなポ・ア・クレームは3個お持ちします。
窯不明。
ポントシューではないことは確かです。


オーバルタイプのポ・ア・クレーム。
お花がたっぷり詰まっています。

小さいけれど、仕入れ値が高かったため、申し訳ありませんが販売金額も比例しています。
フランスまで持って帰ることになるかもです。😅
リュネビル、サンクレモン、ランベルヴィレーなどのフランス東部ロレーヌ地方のお品です。


こちらも可愛いポ・ア・クレーム。
こちらはポントシューかな?ってお思いになりますでしょう?
ところが米粒レリーフではなく、麦レリーフ。
やはりリュネビル、サンクレモン、ランベルヴィレーなどのフランス東部ロレーヌ地方のお品になります。


おそらくイギリスのアンティーク。
小さなおままごと用のソーシエールだと思うのですが。。。
実際に使われていたもののようですので、おままごと用のディネットではなく小さなソーシエールなのかもしれません。

伝説上のイルカみたいな(フランスであればですけど)、レリーフが見られます。
サイドも波のようなレリーフで素敵です。

比較写真。
小さいですよね。
やっぱりディネットかなぁ。


もうひとつ、小さめのソーシエール。
リーズ窯の持ち手が美しいお品です。

20世紀のレプリカではなく、1775-1780年頃の本当に古い繊細なクリームウェアです。



19世紀のソーシエールに比べて少し小さい程度です。
リーズ窯のこれより少し大きめの普通の大きさのソーシエールも見たことがありますが、これは小さめだなと思います。


そして、プレートもありますよ♪

オンラインショップに残っていたもの2枚ほどと、日本に置いてきているものも含めて、この写真に載っていないお皿もあります。
フランスからの送料を引いてありますので、オンラインよりお値段がお得です。
日本でのオンラインショップでも、国内送料だけいただいていますが、やはりお得だと思います。

ですが、18世紀ファイアンスフィーヌのお品は高いものですので、よくご検討されてください。

また、お一人様が買い占められても構いませんが(金額的に難しいと思いますが)、できるだけ他の方と仲良く分け合ってくださいね。
すみません😅
19世紀のナンススサンタンヌのオクトゴナル皿だけ、お一人様1点でお願い致します。
それ以外は制限ありません🙏


どうぞお楽しみに❣


追記:日本に到着している荷物はまだ確認しておりません💦
万が一破損しているものがあればお出しできなくなります🙏
また、POP−UP SHOPで売れてしまったものは9/24夜9時からのオンラインショップでは売り切れ表示になります。
あらかじめご了承くださいませ。

無事に届いていますように🙏



☆☆☆




 グルニエイデコのPOP−UP SHOP 

日時:9月24日(日) 12:00-18:00
会場:東京 SOOO dramatic

<SOOO dramatic!アクセス> 
東京都台東区下谷1-11-15 ソレイユ入谷1階
東京メトロ日比谷線「入谷駅」1番・2番出口から徒歩1分
JR山手線「鶯谷駅」南口から徒歩6分、「上野駅」入谷口から徒歩12分
  ※入り口は、大通り(昭和通り)の1本裏側です。
(追記:GoogleMapとかですと、高速沿いの広い道に入口があるかのように出てくるかもしれませんが、1本裏の静かな道の方です。)



ご注意事項などはこちらから、

https://grenieridecobrocante.blogspot.com/2023/09/pop-up-shop-2023924-sooo-dramatic.html


整理券、駐車場ご予約、プレビュータームの日時はメルマガでお伝えします。

メルマガ配信は、9/10(頃の予定です)

ご登録はこちらから↓

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どうぞお楽しみに❣



PS:その他の日程

10月6・7・8日 骨董グランデに参加させていただきます❣

https://antique-grande.com/access/


2023年9月4日月曜日

Antique France グローブドマリエ 白い布花とワックスフラワー 9/24POP−UP SHOP

追記:2023/9月
なんと、コロナ禍がこんなに長いとは!
結局4年間イベントできないでおりました。
日本に置いてきたグローブ・ド・マリエ、POP-UP SHOPにお持ちします。

売り切れました、ありがとうございました💝


以下2019/10/15のブログです。

グローブドマリエを発送するには繊細過ぎて、毎回我慢して見るだけでしたが、イベントも東京であるし、今回は日本の家に送ってみようと思っています!

今回のグローブドマリエは、本当は仕入れるつもりではなかったのですが、ブロカントのマダムがたまたまマルセイユの方で、家まで持ってきてくれ、海外への発送の仕方やどこの配送会社を使ったらいいかを伝授してくれました。

そのおかげで思い切って仕入れることにしたのです。



ガラスドーム付きグローブドマリエ、やっとご紹介できる運びとなりました。

結婚の記念に、新婚さんの新居に飾られる一番美しいオブジェ。
当時の花嫁さんにとっては大変嬉しい、美しい飾りだった事でしょう。

主にカトリック教の新婚さんに用意された飾りのようです。
ですので、数は限られているものだと思います。




この飾りはご家庭によってそれぞれに違うものが入っており、結婚後もお子さんが生れた後に装飾物を加えるなどあったようです。

今回のお品、これだけ装飾物が沢山詰まったグローブも珍しいと思います。

また装飾物のお花の色合いが白~ベージュで素敵じゃないですか?

年代はナポレオン3世時代、1850-1900年頃のお品になると思います。

中央には赤いベルベットで作られたクッション、その上に布花と花嫁さんが結婚式の際に身に着けていたであろうワックス製のオレンジのお花と蕾の花冠が飾ってあります。
(小さなブーケも入っているかもしれませんが、解かないと分からないので、触っておりません)

骨組みに輝きのある真鍮のリースをくわえた鳩(おそらく白い鳩)、オークの葉っぱ、ブーケなどが見られます。
下の方に鏡が1か所。
鏡の数もそれぞれのご家庭によって違います。

そして、ドームガラスを乗せる土台はオーバル型の黒に塗られた木製の台です。

上から被せられたドーム型のガラスはホコリよけ。
でもこのガラスがあるとないとでは、また美しさが変わってきます。



詳細をご覧ください。
一番上にリースをくわえた白い鳩。
家の平和を表すもの。

もともとリースはローリエの葉の冠だったようです。
こちらのお品ものに関してはお花のリースに見えます。





赤いベルベットのクッションの上に、当時の花嫁さん用のティアラとして使われていたのがオレンジの花。
実際のオレンジの花が手に入らない北部でワックス製のお花と蕾が作られ始めたと聞いています。

また、オレンジは蕾、お花と実を同時につける珍しい植物で縁起の良いとされていました。
純粋さ、純潔などの意味もあります。

ここまではかなり一般的だと思いますが、このグローブドマリエには布花が加えられています。

白~ベージュ系のお花たち、いろんな種類のお花がたくさん入っていて本当に素敵です。




真鍮のワイヤーで作られた骨組みには、オークの葉やブーケ。
オークの葉は愛の強さを表しているようです。

またクッションの枠に使われている部分が王冠のようで大変美しいです。

布花などで隠れて真鍮のギラギラさが半減しており、落ち着いた雰囲気です。





横。




裏。





横。




中身の様子です。





白い鳩が加えているリースはやはりお花のリースのようです。
家の平和を象徴する白い鳩。





布花。




布花や実。
お花には花弁も黄色い花粉も詳細に再現され、当時としては大変繊細な技術だった事でしょう。

製作に費やされた時間も相当なものだったと思います。






それぞれの花びらにはカーブも付けられ素敵です。



白いベルベットのお花。





ワックスフラワーの詳細。
ブーケもあるようですね。
ピンで留めれています。




鏡。
鏡の形や数なども意味があるようですが、私が聞いているのは、鏡は邪悪なものを反射で取り除くという事です。

婚約期からお付き合いした年数や、八角のミラーは長い幸せなどの意味もあり、はっきりした意味は分かっておりません。




オークの葉。




真鍮のブーケの詳細。




シルクピンで留められたブーケ。





裏。

真鍮の脚の部分は黒く塗装された台にアグラフでしっかり固定されています。





真鍮の裏側。
青錆の跡もしくは半田ごての跡。





バックに使用されている飾りはベージュ色(当初は違う色だったかもしれません)の薄紙です。






クッションはお花の留め具でキルト状になっています。

可愛いですね♪





邪悪なものを排除するとされる鏡。
ですが鏡も形によって意味がいろいろあるようです。




オーガンジーの布花。
薔薇でしょうか。

素敵ですね♪





バックの薄い紙はとても千切れやすく、配送途中に千切れる部分が出てくるかもしれません。





白からベージュ色のお花たちと真鍮のゴールドがとっても合います。





微妙な組み合わせが大変美しいお品です。






美しい・・・✺✺✺





ドームガラス正面。





横。





裏。





横。





ガラスの下には組紐が巻いてありますが、これはすぐ取れます。

でも飾る際にこれがあるとガラスの下の部分の強化にはなると思います。






上の写真、なんだか分かりにくくてすみません。
ガラスはもちろん手作りガラスですので、気泡など少し見られます。

このガラスが心配の種。
配送中に割れてしまわないだろうか~~~と。

また無事に日本に届き、東京からゆうパックで送る際にも大丈夫だろう~~~と。

メインは中身の装飾物です。
ガラスが万が一割れてしまっても、展示会では飾る予定です。
また、オンラインショップでお買い上げいただいて発送させていただいた際に、ガラスが割れてしまった場合には一部のご返金とさせていただきます。
また、中身の装飾物も多少のショックでワックスフラワーの蕾が1個2個落ちてしまうなどの事は考えられます。

ワックスフラワーの1個、2個やバックに使われている紙のちぎれなど、気にされない方にお求め頂くのが理想的です。

また展示会にお越しいただけて、お持ち帰りになられる方がいらっしゃったら一番安全だと思ってはおりますが。。。

まずはフランスから東京まで無事に到着しますように💕



台の裏。

521は最近のものだと思いますが、鉛筆で描かれた数字はかなり古そうですので消さずにこのまま持っていきます。







ところどころが美しいグローブドマリエ。














暗めの照明だとまた落ち着いて見えます。


展示会期中にお持ち帰りいただける方がいらしたら、一番良いのですが。。。
その前にドームがきちんと届きますように。。。


どうぞお楽しみに!

沢山の方のご来場をお待ちしております💕



☆☆☆






☆☆☆




 グルニエイデコのPOP−UP SHOP 

日時:9月24日(日) 12:00-18:00
会場:東京 SOOO dramatic

<SOOO dramatic!アクセス> 
東京都台東区下谷1-11-15 ソレイユ入谷1階
東京メトロ日比谷線「入谷駅」1番・2番出口から徒歩1分
JR山手線「鶯谷駅」南口から徒歩6分、「上野駅」入谷口から徒歩12分
  ※入り口は、大通り(昭和通り)の1本裏側です。
(追記:GoogleMapとかですと、高速沿いの広い道に入口があるかのように出てくるかもしれませんが、1本裏の静かな道の方です。)



ご注意事項などはこちらから、

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整理券、駐車場ご予約、プレビュータームの日時はメルマガでお伝えします。

メルマガ配信は、9/10(頃の予定です)

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どうぞお楽しみに❣



PS:その他の日程

10月6・7・8日 骨董グランデに参加させていただきます❣

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