って、分かりにくい。苦笑
今まで緊張しながら何を出店するの???って思っていらっしゃった方、ここは力を抜いていただいて結構です。(笑)
そう言いながら、緊張しているのはオーナーのイデコ。
オホホ~~~(;^ω^)
既に焦っている。
なぜだ!
すみません、本題に。。。汗
どこが訳アリなの?と思うほどに綺麗な側面。
こちらはおそらくシュクリエかボンボニエールだったのではないかと思いますが、蓋はありません。
フチのフォルムが真っすぐではないので、蓋は初めからなかったのではないかと思います。
米粒レリーフがポントシュウーらしい素敵なお品です。
そして反対側の側面にすると奥の方にラインが見えますね。
U字の大き目のヒビです。
貫通しています。
このヒビの部分は修理してありました。
おそらく繋ぎ目にパテのようなものを擦りこみ、その上からクリーム色の塗装がしてありました。
この修理方法はしばしばみるのですが、日本人が見たら子供が直したのかと思うくらいに不器用。
見た目がよろしくありませんでしたので、塗装はペンキ剥がしで剥がしました。
ヒビにはグラツキはなく、安定しています。
底の方にもアクシデントでできたようなヒビが1か所あります。
こちらはU字のものに比べたら小さなものです。
上の写真ですと右下の方に見えているラインがそうです。
良く見ないと分かりにくいですね。
脚のすぐ上ですね。
表から見たら分かりますが、位置的に下の方ですので、これまた探さないと分かりにくいヒビです。
内側の底の方です。
素地には黒い斑点と黒ずみなど。
カトラリーなどの金属片でできたキズでしょうか。
こちらがヒビのある側面です。
分かりにくいのですよ、側面からは。
内側を見ないと分かりにくいんです。
ものすごくアップにしないと分かりにくいのですが、側面から見た際には肉眼でも分かりにくいです。
4分割して見ました。
上の写真はヒビの始まりの左上の部分です。
そのまま続いて左下。
そのまま続いてヒビの右下部分。
最後にヒビの右上部分がフチまで続いています。
アップで見るとパテの跡が残っていますね。
サイドのシェルレリーフの飾りです。
根元に製造時にできたような小さな亀裂が見られます。
反対側も同じく。
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続いては、デザートカップです。
カスタードや生クリーム、シャーベットなどに使われていました。
19世紀のものと聞いておりますが、18世紀のものかもしれませんね。
もしくは19世紀でも早い時期。。。
柄が4分割されていて、蓋の付いたカップです。
これも角度によっては難が見えない。。。
おーと早速難が見えてきました。
こちら側から見ると良く分かりますね。
後ろもです。
蓋は大変よろしい状態です。
蓋の裏から見ると、フチにカケが見られますが、釉薬が掛かっています。
製造時にできたものをそのままにして釉薬をかけて窯に入れたのでしょうね。
当時の職人さんからしたら、小さなもの、だったのかもしれません。
フチはさすがに、これすごいんです。
フチにカケやヒビなど。
こんなに大きなアクシデントの跡は、どうしてできたのでしょう。。。?
小さいものだし、落としただけではこんなにならないですよね?
いえ、落としてしまったら割れていた事とは思いますが。。。(^^;)
お花の優しい雰囲気のレリーフです。
なんのお花でしょうか。
内側も側面もツヤツヤです。
貫入と貫入に入り込んだシミが少し見られます。
フチのカケもすごかったのですが、サイドのヒビもダイナミックな。。。
落としたのでしょうかね?
なぜこのようになったのかが気になる。
他の個所のヒビ。
もうこれだけダメージがあれば、何があっても同じですよね。
そんな事はない、この程度なら大丈夫な範囲の方、また修理したら大丈夫、な方に♪
大切にしてくださる方へ♡
いくらダメージがあっても、何千円では済まされないのが18世紀のもの。
すみません。
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これまた、綺麗なミモザとお花のレリーフプレート!
初めて扱った時からミモザのレリーフと言っていますが、これは勝手にイデコがそう言っているだけです。
でも他のお花の中に見えるのはミモザですかねやっぱり?
アイボリー色の花型リムもユラユラして美しい18世紀のプレートです。
おそらくポントシューかサンクレモン窯になるのではないかと思いますが、18世紀ものもはっきりした事が分かっておりません。
分かるのは大変貴重なものだという事。
代々大切にしてくださる方へ♪
そうそう、濡らさないと分からないのですが、大きなヒビが2本見られます。
この状態は仕入れる際に知っておりました。
少しお安めに仕入れていますので、ポントシューとしてはお安めに。
でもやはり高価なものでございます。
すみません。
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金継、銀次、共継ぎなどして修理するかこのまま、そ~~~っと大切に扱ってくださる方へ♪
乾いていればヒビは見えにくいですので、ディスプレイとかにもよろしいかと思います。
金継はとても素晴らしい日本の伝統技術だな、と思います。
しかも金だから食用で使い続けることができる!
でもポントシューコレクショナーとしては、修理の目立つこの方法よりも同じ色合いで仕上げてくれる共継ぎなるものの方が個人的には好きです。
継いだんだよ~って、目立つより、目に見えない方が西洋の陶器はいいかなって、個人的に思います。
いえいえ、でも金継は本当素晴らしいと心の底から思っております。
とにかく難ありでも大切に大切にしてくださる方へ。。。♡
MERCI BEAUCOUP !
☆☆☆
Chapelle en arrière automne展
『晩秋の礼拝堂』
~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~
~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~
オーナー☆イデコ